トイカメラといえば「ホルガ」と呼んでもいいくらいな存在のカメラだと思います。
その取扱説明書が「攻略ガイド」となっていたので、興味を持ちました。
「この攻略ガイドには通常のカメラの説明書では記載されないような注意事項が多々あります」と書かれていて、ますます興味を持ちました。
で、早速開いて見ると、操作の説明や手順に特に変わったことないよなぁ~と思いましたが、「重要なこと」というタイトルで「光線漏れについて」「裏蓋について」「ネックストラップについて」の3項目が記されていて、注意事項とはこれだなぁ~と気付きました。
光線漏れが多々あるので、気になるならフィルムカウンターの窓や本体と裏蓋の隙間に黒テープを貼りましょう~と。
裏蓋は簡単な作りの留め金で押さえられているだけなので、撮影中や持ち運びの際に外れることがあるから、なるべくテープなどで留めましょう~と。
ネックストラップを使うと、カメラの重みでストラップが留め金ごと抜けてカメラを落下させる可能性があるので、ネックストラップの使用はおすすめできません~と。
でも、この注意事項3点。既に聞いたこともあったし、攻略というほどじゃないよな~と思いました。
が!最後の最後にありましたよ!『もっとHOLGAを楽しむために』という項目が。
多重露光を勧めるのは、まぁアリでしょう。
次に、強引に35㎜フィルムを入れて撮影することや、レンズを紙ヤスリで削ってわざと写りを悪くすることが書かれていました。
これは随分と自虐的な行為を勧めているなぁ…と思いました(◎_◎;)
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少し前に、コダックのレンズ付きフィルム(使い捨てカメラ)を偽装した非正規品が出回っている~というニュースがありました。
➡https://www.kodakalaris.co.jp/about/press_release/pressrelease_20190327-1/
そして、つい最近、フジフイルムのロゴを不正利用したフィルムが出回っているというニュースも流れて来ました。
どちらも、通常の写真用カラーネガフィルムの現像プロセスでは現像が出来ないもののうえ、誤って現像してしまった場合には現像液や現像機に悪影響を与える可能もあるとのことです。ということは、現像所や同じ現像所で現像処理した他の人のフィルムにまでトラブルが及んでしまいます。
誰が何のためにこんなことをするのか腹立たしい限りです。
本当にお気を付けください。
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