穴開けキャップ
まず、最初にお断りしておきます。画像の「Leica」と記されたキャップがホンモノなのか、どこかが勝手に作ったニセモノなのか、その真偽の程は正直分かりません。ホンモノそっくりなニセモノがたくさん出回ってますので…。
さて、この「Leica」キャップ。樹脂製とはいえ、かなり使い込まれた形跡があるうえに、小さな穴が開けられています。
多分、この穴に糸を通してストラップかアイレットあたりと結び付けて使われていたであろうことが推測されます。そうすることによって、キャップを紛失することを防げるからです。
そんなことを推測しながら、以前のオーナーがどんな使い手だったのか?と思いを馳せるのも楽しいものです。
でも実を言うと、私などはまだまだ未熟者なのでつい最近まで、紐つきキャップがブラブラする様が邪魔だとか格好悪いと思っていました。長徳先生が最近のブログで紐つきキャップのことを書かれていたのが潜在意識にあったので、今回のように穴が開いたキャップを見て、思いを馳せるようなことが出来たのだと思います。(4年ほど前にはこんなブログ記事もありました→http://chotoku.cocolog-nifty.com/blog/2014/01/post-be2d.html)
ところで、ライカなどのレンジファインダー機の場合は一眼レフと違って、キャップを付けたままで気付かずにシャッターを切ってしまう~なんてことも有り得るので、気を付けないといけませんけどね。
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