ヤシカ Y16
16ミリフィルムというと、シネカメラの印象が強いでしょうけど、スチルカメラでもカメラを小さく出来るために、一時ちょっとブームになった時代もありました。
国内ではリコーとマミヤが戦後まもない頃から製造していましたし、その他は1950年代後半から60年代にかけて製造していました。
メカメカしさがカッコいいマミヤや、カラフルなカラーが魅力のミノルタ、そのミノルタの前身といえるコーナンなどは話題にしたこともありました。でも、ヤシカの16ミリカメラは初めてかと思います。
実は我楽多屋の天井にも一つ吊るしてあります。
ヤシカ「Y16」。ヤシカが最初に出した16ミリカメラで1959年のこと。いい加減な知識で、この金色(メーカー的にはイエロー)以外にも何色か設定があったであろうことは知っていましたが、今回確認したところ、それなりなものの本に全5色(イエロー、珊瑚、深紅、グレー、チャコール・グレー)あったと記されているのに、ネットで画像検索したら6色くらい確認できたので、結局正確なところは不明。
今回のこれは深紅なのか???
個人的に赤が好きってのもありますが、赤と白でJAPANカラーって見方もいい。実際、MADE IN JAPANだし。
ついでに、フロントにある型名のエンブレム「Y16」は、私二代目のイニシャルの「Y」と、誕生日の「16」ってなわけで、余計に親しみが湧いてしまったのです。
*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。