我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2016年5月21日 (土)

22.5ミリ径

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私 二代目はペトリのカメラが好きです。一眼レフは持ってませんが、コンパクト系は案外といろいろと隠し持っています。

田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」の今月号は、200回記念号という事で、二代目が我楽多屋で買ったカメラ~という切り口の特別号ですが、そこには、ペトリのカメラは出て来ません。

何故って、ペトリのカメラの場合は、私のカメラ屋としての信条的には反するんですが、うちの店に迷い込んでくるのを待っている感があるんです。

でも、今回長徳先生に取り上げてもらった3台は、それこそ、我楽多屋での買い物の楽しみにある、思いもよらぬモノに惹かれて買ってしまった~的な感じのカメラなのです。

前置き長くなりましたが、今日はオリンパスペンとペトリハーフのフィルター径が同じだったことについて。

かたやオリンパス、いや、日本を代表するハーフサイズカメラの「ペン」。かたやカメラ製造の歴史は古いものの、B級メーカー!?のペトリに2~3種だけあったハーフサイズカメラの「ペトリハーフ」。この2台のレンズフィルターのサイズが、ともに22.5ミリで一緒なのです。ほかのカメラを見渡してみても、かなり珍しいフィルターサイズなんですけどね。

オリンパスペンの登場は1959年10月(下の画像は翌年発売のペンS)で、ペトリハーフは1960年3月。わずか5ヶ月ほどの差なので、フィルターサイズが偶然に一致した~と捉えるのが適当だと思うのですが、どうなんでしょうね。それとも登場順通り、いや、メーカー規模的に見ても、ペトリが真似(追従)したんですかね。

下の画像では、純正フィルターを入れ違えに付けてみましたよ!

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