明るいファインダーには理由がある
ライカ最初の一眼レフ機は、1967年発売の「ライカフレックス」です。
このカメラの特徴の一つは、ファインダー。
恥ずかしながら、そういう特徴を特に意識することなくカメラ屋の二代目をやってきましたが、先日、綺麗なライカフレックスを持参されたお客さんのファインダーを覗かせてもらって、その明るさにビックリしました。
すぐそばにあったニコマートと比較して、その差にビックリ。
覗いてすぐに分かるレベルにある、この明るいファインダーはピントが合わせられる中央部の約7mm径のマイクロプリズム以外は、素通しのクリアガラスだからなんですね。これはある意味で一眼レフの優位性を一部犠牲にしているくらい。
当時のライカでは、レンジファインダー機はM3が現行品の時代。今でも究極と言われるM3の視認性良いファインダーを何らかの意味で意識したものなんでしょうかね!?
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