プリントする渡す
フジフイルムのインスタントカメラ・チェキの販売が好調らしいですよね。
海外需要も含めてなのか、どういう層にどの程度なのか、、、正直なところ、アローカメラで買取りをしていたり、どちらかというとディープ系マニア向けの我楽多屋に居る限りは、その好調さがあまり実感できていません。
最近、このCMがテレビで流れていました。
YouTube: インスタントカメラ TVCM「“チェキ” instax mini 90 ネオクラシック」/富士フイルム
CMの中で謳われている「すぐにプリントになるって、うれしい」、「その場で渡せるって、いいな」。
これどちらも、デジタルカメラになってから失われつつある写真の文化的な面の大切な部分だと思うんですよね。要は「プリントにする」ってこと。
いつも言ってますが、この点においてデジタルカメラを否定はしていません。デジタルカメラで撮ったものだってプリントすればいいのですから。でもどうしても、デジタルカメラで撮った画像って、プリントしない傾向にあるんですよね、皆さん。
そこで思い出したのが、一代限りで終わってしまったフジのデジタルカメラ「プリンカム」(下の画像内左側・右側はサイズ見本に現行のコンパクトデジタルカメラ)。デジタルカメラにチェキのフィルムが装填で来て、撮った画像をその場でプリントアウト出来るカメラでした。
これからヒントを得たような、スマホdeチェキ「instax SHARE SP-1」なんてプリンターも今は販売されていますけどね。
「その場で」がインスタントカメラであるチェキのウリですが、その場でなくてもいいから、出来るだけプリントして残したり、渡したりしたいものです。
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