2590グラム!
福山雅治さんが「東京にもあったんだ」という歌を唄っています。
このレンズを見た時に、「こんなレンズあったんだ」というフレーズが、その歌のメロディに合せて頭に浮かびました。実は字余りだけど...(笑)。
これ、ソリゴール製のレンズ。
体積的には、ミラーレンズの500㎜?800㎜?みたいな感じですが、焦点距離は135㎜。
なんで、こんなにデカいの?と思われるでしょう。F値1.5の大口径レンズなんです。フィルター径98㎜。そして、重い!その重さ2590g。
ちなみに、キヤノンの現行サンニッパ、EF300㎜F2.8L IS Ⅱ USMの重量は2350g。
1970年カメラ総合カタログによると、正式名称「PSソリゴール135mmF1.5」。値段は73,500円。
ニコンFのアイレベル付きボディが44,200円、キヤノン50㎜F0.95が57,000円の時代のお話です。
三脚座を締めたり緩めたりする部分はこんな造りしています。
ご覧のようにプレセット絞り式。多分名称の「PS」はここから来ているはず。
マウントは交換式で各社用のアダプターが用意されていたようです。
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