我楽多屋で買った    モノ・マガジン

Powered by Six Apart

« Enjoy 食ing | メイン | ダブルシューアダプターで »

2014年3月16日 (日)

ワクワク通信 Vol.12

139471815338200123_2

常連Bさんから時々送られて来る「わくわく通信」、しばらく来ないなぁ~と思っていたら、1年と半月ぶりくらいに届きましたよ!

その間もBさんは度々ご来店いただいておりますし、「わくわく」もされていらっしゃると思うのですが、お仕事等お忙しいのでしょうから~。なんて、催促するような言い回しは良くないですね(笑)。わたし的にはブログネタが1日分得するので、、、首を長くして待っていたりもします。

今回は私も知らなかった、、、キヤノン・ペリックスの秘密です。

 

久しぶりにメールします。

本日は「ぺリックスの秘密」です。

手元にある「ぺリックス」(1965年)と翌年でた「ぺリックスQL」を比較して気付いたことがあります。

なんとこの2種の幅は3mm「QL」のほうが長いのです!写真で比較すると明らかに左側の「ぺリックスQL」のほうが長い。

カタログ上でも141mmから144mmと3mm幅寸法が違います。

これは、単に1965年の「ぺリックス」がわずか1年後に「QL」機構を付けて改良版として翌1966年に出たのではなく、ダイキャストや上下の外装プレス部品もすべて新規に製作していたのです!!

つまり、「ぺリックス」は、キヤノンのFX、FPの初期”F”シリーズをベースとしており、「ぺリックスQL」は、FT QLからFTb Nまでの最終型までのシリーズをベースとしていたのです。

レンズもFLからFDへの橋渡し的な存在であり、色々な意味でキヤノンの過度期を象徴する、刺激的なエポックメイキングなカメラでした。まさにカメラに歴史ありですね。

またわくわくを探しにおじゃましますね!

常連 B より

 

3mm差はビックリでした!これで思い出したのが、メーカー違うんですけど、0.5mm差の逸話もあるんですよねぇ。いつか、その2機種が揃ったらネタにしたいと思ってるんですけどね。。。

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。