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2014年1月10日 (金)

巻き戻しについては~

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フィルムカメラ一眼レフの進化の最終形としては、巻き上げも巻き戻しもモーターで自動というのが当然のようになりましたよね。

しかし進化途中期には、巻き上げは自動だけど巻き戻しは手動で~とか、巻き上げも巻き戻しも自動で出来るけど、巻き戻しに関しては手動でも出来るようにクランクを装備しているカメラがありました。

また、ニコンのプロ向け機F1桁ボディには、現行機のF6にも伝統的に手動巻き戻しが出来るクランクが残されています。

これの解釈には、万が一壊れた場合とか、電池切れの場合…ってのもあるけど微妙でしょうね、それを想定していたら、巻き上げられなくて撮影すら出来ない~ってパターンもあるのですから。

現実的には、手動の方が早く巻き戻せるとか、静かな場所での撮影時に巻き戻し音を気にせず~という方が、順当な解釈だと思います。

あとは、巻き戻し時にリーダー部分を残した状態でフィルムを取り出すために、手動で加減の利くクランクが必要~という理由もありだと思います。

これも、素晴らしいことにニコンF6あたりだと、自動でもリーダー残しの巻き戻しをしてくれますけどね。

ただ、今、改めて見ると、上の画像のペンタックスA3などのように、撮るときは自動で巻き上げるけど、巻き戻すときは当然のように手で巻き上げてくださいね!という機種に違和感を感じなくもないです。。。

 

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