ニコンF70
少し前に、とてもアナログなニコン35Tiのボディ上面の画像をFacebookページにアップしたところ、思いのほか沢山の反応をいただきました。
(ニコン35Tiについては、こちらもご参考にどうぞ→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2008/12/post-89e9.html)
その時から、その真逆をいくニコンF70を探していたところ、約20日目にして、ついに入手しました!
ご覧ください、ニコンF70のボディ上面の液晶表示部を(上の画像)。
表示部が扇形状にデザインされていて、なおかつカラー表示もされ、露出モードや露出データなどを表示するのですが、1994年当時、あまりに未来的過ぎて!?一般的に受け入れられなかったのでしょう。このデザインの液晶表示は、このF70一代限りで終わってしまいました。
ウィキペディアには「情報表示用にアイコンを駆使したカラー表示の液晶ディスプレイが採用されており、設定状態などがアナログ感覚で読み取れるようになっている。」と書かれていましたが、ちょっと意味がわかりにくい...。
F70登場の10年くらい前、クルマの世界でもデジタルメーターなんてのが流行して、スピードはデジタル表示、回転数はバー表示されるなんてのがありました。
いや、あれも決して流行ったのではないのかも、メーカーが最新技術を謳うために導入しただけ。デジタルメーターも案外と短命で終わってしまいましたからね。
ただ、このF70の操作系とこの液晶表示、使い慣れれば?使いこなせれば? 機能的であったらしいです。また、シャッター音や巻上げ音など静音対策をしていたのは評価されるべき点だったそうです。
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