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2008年12月29日 (月)

アナログ・カメラ

20081227

ニコンの35Tiというカメラをご存知ですか?

1993年に発売された、いわゆる高級コンパクトカメラ。当時の新品定価は125,000円でした。先に発売されて好調だったコンタックスT2あたりを意識して、後追い的に出てきたからでしょうか・・・!?販売期間は4年ほどと意外と短命でした。あっ!その時代ですから、もちろんフィルムカメラです。

このカメラの特徴は何と言っても、画像のように、ボディー上面にある針式の情報表示盤。発売された当時は、既にほとんどのカメラが液晶盤によるデータ表示をしている時代でしたから、アナログ表示でレトロ雰囲気の~!ってウリだったのでしょう。

左の針は撮影距離、右の針は絞り値、上の針は撮影枚数、下の針は露出補正。オートモードで撮影しても、シャッターを切ると、距離と絞りは針が動いて撮影値を表示してくれます。ともに、マニュアル操作をすれば、右のダイアルを回すことで針を動かすことが出来ます。針を見ているとアナログチックですが、中身は完全な電子カメラです。でも、近代のカメラとしては珍しく「いじる」楽しさがあるかもしれません。

しかし、むかしむかしに、このように沢山の針で情報を表示するカメラがあったわけではないのですよね。針の表示と言っても、せめて、内蔵露出計の針がファインダーの中で振れたり、ボディーの小窓の中で振れたりするくらい。。。なのに、この35Tiには、こんなに針がいっぱい!そんなやり過ぎなところが不思議なカメラでもあります。

話は少しそれますが、時計(特に腕時計)って、一時期、ほとんどがデジタル表示のモノに変わった時期がありましたよね。たしか、私が小学校高学年の頃だったでしょうか。でも、今はまた針の時計の方が多くなっています。

自動車のメーターもある時期、高級車はデジタル表示のスピードメーターや回転計を採用していました。たしか、初代のトヨタソアラあたりが初導入だったような・・・。でも、今、ほとんどの自動車が針に戻ってます。

アナログ表示の方が、アナログな人間の目には分かりやすかったり、優しかったりするんでしょうね。