我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2013年2月

2013年2月20日 (水)

500円玉貯金で

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先日、ニコマートFTNブラックのキレイなのを買って行かれたお客さんが、「面白い払い方して良いですか?」と言いながら、フィルムケースを鞄から取り出されました。

カメラ資金用に500円玉貯金をしていて、フィルムケースに500円玉で1万円分入るのだそうです。

1万円というと、一部のマニアで言われている1c(カメラ)円って単位と同じですね。

硬貨ばかりでお支払されることを気にされていらっしゃいましたが、レジには硬貨が必要ですから、大丈夫です。それこそ、銀行での両替に手数料がかかる時代になってしまいましたし。

ちなみに、今回のお買物では500円玉が何枚か残る結果となっています。

お客さんがカメラ資金用の500円玉貯金のお話をされているのが、とても楽しそうで印象的でした。また、ドンドン貯めて買いに来てください。

あぁ、不要なカメラやレンズがあれば、アローカメラの買取りを利用して一気に資金を増やす手もありますし、がらくた・ジャンク・アクセサリー系なら我楽多屋で物々交換って手もありますよ。。。

日本カメラ3月号で

Z818本日20日は、カメラ・写真雑誌各誌3月号の販売日です。

今月は「日本カメラ」誌に、我楽多屋の取材記事が載っております(248・249ページ見開き)。

宜しかったら、ご一読いただけると嬉しいです。よろしくお願いします。

我楽多屋の特徴・思いを、取材に来られた三宅岳氏に上手くまとめていただいております。ありがとうございます。

2013年2月19日 (火)

ケーブルレリーズに・・・

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やばい、、初めてレリーズに恋をしてしまいました。。。

HANSA製のこのレリーズ、他のものとは少しデザインが違います。ひとことで言えば「デカい、ゴツい」。

それが目を引いたので、小ネタとして画像をFacebookページにアップしようかなぁ~なんて思っていました。

金属部の表面がちょっと汚れていたので、掃除なんぞをしているうちに、この金属製で立派な円筒形が美しく感じられてきて、結局、こんな風にブログネタになってしまいました。

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指で押す部分の光沢仕上げと、その下の「HANSA JAPAN」と刻印された部分の梨地仕上げの対比。そして、その間にあるローレット加工されたロック解除部。

見れば見るほど、モノとしての魅力を感じてしまい、結局は軽く磨きあげてました。これはもう「恋」ですね(笑)。

ちなみに、一般的なケーブルレリーズは下の画像のような形状が多く、今回のHANSAのに比べると「繊細」な感じが漂ってますね。

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第35回 世界の中古カメラ市

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はじまりますね!世界の中古カメラ市が!銀座の松屋で!

I.C.S.輸入カメラ協会主催の恒例、「世界の中古カメラ市」が2月20日(水)から25日(月)まで行われます。

今回は企画に「サイレントオークション」なるものの開催が予定されているようで、詳細は事前にウェブでも確認出来ます。

  • 第35回 世界の中古カメラ市
  • 2012年2月20日(水)~25日(月)
  • 松屋銀座8階イベントスクエア・入場無料
  • 午前10時~午後8時(最終日午後5時30分閉場)
  • 主催:I.C.S.輸入カメラ協会

毎度付け加えておりますが、うちの店は出店はいたしません。中古カメラ業界の大きなイベントのひとつですから、積極的にご案内しているのです!

ちなみに、中古カメラ市会期中の23日(土)は我楽多屋の「がらくた市」でもあります。今月も田中長徳先生のトークショーを予定しております。もちろん、午後2時からは全品1割引です。

2013年2月18日 (月)

ハラハラカメラマン

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おもしろいオモチャを見つけました!

その名を「ハラハラカメラマン」。

ゼンマイ仕掛けで、カメラを構えながら「ほふく前進」します。

 

背中には「SAFARI」って書かれていて、何をモデルにしているのかよく分かりませんが、この音で近付いて来られたら、、、ビックリですね。または、それを見ている私の方がハラハラしちゃいました。

1個350円で雑貨屋などで売られているようです。

2013年2月17日 (日)

感染力 「強力」につき、、、

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エイ出版さんから発行された「極上カメラ100」に、うちのブログが後押しして、中古市場が活性化しているようです!?

先日、常連Sさんからのメールを話題にしました

「極上カメラ100」に、私が好きなペトリカラー35が出ていない~!なんて、ほざいた私に格別なフォローをしてくれたSさん。

しかし、それが副作用を呼んでしまい、ご自身が感染されてしまったようです。早速、ペトリカラー35を中古カメラ屋さんで発掘された模様。その行動の速さに敬服です。

上の画像はその報告に送っていただいた画像。

かつて中古カメラブームと呼ばれた頃には、よく「中古カメラウィルス」に感染した~などと言われたものです。この本が、そういう効果をドンドン生んで中古カメラ市場を活性化してくれることを望んでいます。

2013年2月16日 (土)

リコーの良心!?

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この至って単純な構造のカメラアクセサリーが何だか分かりますか?

楕円形に開けられた穴が一つのヒント、あとは「RICOH」という刻印もかなりなヒント。

これは、リコーオートハーフ系用のアクセサリーシューアダプターです。ボディ上面にホットシューの無いオートハーフのボディ側面にあるネジ穴にねじ込むと、楕円形の穴がちょうどシンクロ接点を塞がないように装着できます。

カメラアクセサリーって、機種ごとに専用になっているモノが多くて、同じメーカーでも互換性が乏しかったりするけど、これはオートハーフ系にかなり広く使えるようです。

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我楽多屋の天井にぶら下げてあるのを見たら、ハーフだけでなくてフルサイズのハイカラ―系にも対応しているようだし。

これはリコーさんの良心か!と思ったけども。。。実際のところはどうなんでしょう。

当時のカメラはまだまだ贅沢品だったろうし、最近のデジカメのように耐久性に乏しく使い捨てに近いものではなかったはず。とすれば、同じ機種を長年使うわけで、別の機種と互換性があることがユーザーサイドで重要視されることは、あまり無かったとも言えます。

すると、この互換性は製造・販売側の都合(コスト対策や煩雑化防止)による理由の方が正しかったりして、、、???

2013年2月15日 (金)

スタンダードアングル

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キヤノンが今春から販売するという、新ジャンルのデジカメ「PowerShot N」。上の画像に写っているのは原寸大のパンフレットです。

日本国内ではキヤノンオンラインショップ限定販売だそうです。先だって横浜で行われたCPプラスでは、見本も登場していたようです。

その真四角スタイルを見て、私が思い出したのはニコンのスイバル機「COOLPIX SQ」。同じような真四角スタイルでした。

スイバル式のメリットについては、少し前に触れたことがありましたが、その一つはカメラアングルの自由度。

今度のキヤノンPowerShot Nもいくつかあるウリの中に、ハイアングル、ローアングル、フラットアングル~と「フリースタイル」というテーマで撮影の自由度を謳ってます

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そこで私が面白いなぁ~と思ったのが、キヤノンが「スタンダードアングル」と呼んでいる、腰の高さに構えたスタイル。これって、二眼レフなんかのウエストレベルファインダー覗いてる恰好に近いですよね。

で、二眼レフの取説を探してみたら、ヤシカMAT-124Gの取説の中に、PowerShot Nがウリにしているカメラアングルと同じようなイラストが載ってました。

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アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ】では、このブログ情報以外にも小ネタをちょこちょこアップしています。よろしかったら合わせてご覧ください。http://www.facebook.com/arrowcamera

2013年2月14日 (木)

最初のカメラ

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皆さん、ご自身にとっての最初のカメラってのは、それぞれ印象に残っているんじゃないでしょうか。最初に使ったカメラ、最初に買ってもらったカメラ、最初に自分で買ったカメラなどなど。

私二代目の場合はカメラ屋で育ったので、幸か不幸かいつも身近にカメラがあったわけで、正直なところあまり強烈な印象は残っていません。

でも、最初に自分の意志で写真を撮りに出掛けた時に持って出たのが、「フジカコンパクト35」であった記憶は確かに残っています。それは自分のカメラではなくて、兄が使っていたカメラでしたけど。

歳は小学校6年か中学1年だったかと。。。新宿駅に房総方面行きの急行電車を一人で撮りに行きました。

ちょっと鉄ネタになりますけど~、当時、房総方面行きの急行は基本両国駅発着でしたが、数本だけ新宿まで来ていたのです。使用車両は165系。

で、「犬吠」とか「外房」とか、それぞれ急行名のヘッドマークを付けていました。それを撮りたくて行ったんですね。

それと、現像してプリントになるまで、ちゃんと写っているのかどうかワクワクドキドキしたことも覚えています。

ここしばらく、その時のプリントを探してるのだけど、どうしても見つからない(涙)。

2013年2月13日 (水)

ぐにゃりニコンの新派?

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ぐにゃりニコン」とは、S2までのニコンレンジファインダー機ボディ前面に刻印されたNikonの「N」の文字が、微妙にぐにゃりと曲がっていることから付けられた名称です。

ところが、このF3のファインダーは違う意味で「ぐにゃりニコン」を名乗る資格がありそうなんです。

ボディやファインダーの角っこをブツけてしまって、凹んでいるカメラを時々見掛けますよね。

特にニコンのカメラは、頑丈だからこそ、少しくらい凹んでいてもビクともせずに動いてくれるので、そんな凹んだボディを見掛ける割合も多い気がします。

そういう凹みを貫禄として評価する見方もあったりするわけですが、画像のF3用アイレベルファンダーの凹み具合は、果たしてどんな力が加わったのだ?と思うくらい、、、ぐにゃりと凹んでしまっています。

というわけで、これは新派の「ぐにゃりニコン」なんじゃ!と思い付いたのです(笑)。

ここまで来ると、マイナス評価じゃなくて、プラス評価で余計に値を付けらるんじゃないかと思うくらいです。。。って、さすがに冗談ですよ、それは。