呼べるかどうか…コシナ編
今ここにある「COSINA CSL」というカメラ。かなり珍品だと思うのですが、このカメラには、さらに珍品と言えるすんごいアクセサリーが存在しているのです。
が、ここにはありません。
で、このブログの名物ともいえる「呼び」を期待して、それを呼べるかどうか?というわけで、今日はこういうタイトルで始めてみました。
このカメラ、レンズマウントはM42スクリュー。絞り込み測光式露出計を内蔵しているものの、シャッタースピードも絞りも自分で決めないといけないマニュアルカメラです。
そんな「CSL」を絞り優先機に変えてしまうという外付けAEユニットがあるというのです。
その外付けアクセサリー、ボディのアクセサリーシューを利用してペンタ部とシャッタースピードダイアルを覆うように装着。そして、ボディにある接点(シンクロ接点のそば)にコードを繋ぎます。
すると、どういう手段だかで、設定したレンズの絞り値を読み、露出計が判断したシャッタースピードになるように、シャッタースピードダイアルをモーターでガチャガチャと回すというのです!!
ニコンF2やキヤノンF-1にも、それらカメラをシャッタースピード優先機にする、似た発想のアクセサリーが存在していましたけど、あちらは絞りを動かす機能。これはシャッタースピードダイアルを回してしまうツワモノアクセサリーです。
ただ、その動作はモタモタとしているらしく、あまり実用的ではなかったようです。その分!?人間が指で回すには、軽くスムーズに回せるシャッタースピードダイアルのような気がします。
少し前に不恰好な例として取り上げていた、このCSLのシャッタースピードダイアル。実は、そのアクセサリーが回しやすいように出来ていたためかもしれませんね(苦笑)。