「×」印
ペンタックスSPFのとある個体のファインダーを覗いたら、スクリーンの真ん中に「×」印。
何これ?と思って、いちおう色々と確認。
この時代のペンタックスはS2以降、SPFに限らずほとんどの一眼レフで、スクリーンはマイクロプリズム式。それも交換式ではなくて固定式。
たとえ、スプリットイメージ式だったとしても、一般的なのは横線が入ったもので、一部例外で斜め線のがあるくらい。
スクリーン交換式のカメラの中には、特殊用途の顕微鏡用で中心部に十文字が入ったのが用意されていたりしますが、それとも違うような、、、
このスクリーン。よーく見ると、細い3本ずつの斜め線が「×」状にクロスしています。ファインダー覗くと、真ん中の「×」は正直かなり邪魔な存在、ダメ出しされてるようで気分良くありません(笑)。
しかし、ピントが合うと「×」印が消えるのです(ただ、被写体によっては微妙)。
さて、この個体のスクリーンはどういう経緯で手が加えられたものなのでしょう…?