我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2012年2月15日 (水)

オリンパスの内蔵ストロボは

N149
オリンパスはフィルムのAF一眼レフに力を入れなかったので、結果として希少なモデルとなった「OM707」。

このカメラの内蔵ストロボの位置が不思議なところにあります。収納された状態のボディを見ても、どこにあるのか分かりづらいですよね?

ストロボを内蔵している一眼レフの多くは、ボディ中央ペンタプリズム部の上に置かれていることがほとんどです。そして、必要な時にパカッと帽子のつばを上げるように開いて発光部が姿を見せます。

ところが、OM707の場合は右手のグリップ部に収納されていて、スイッチを操作すると下の画像のように縦長に出てきます。その様は、ちょっと頼りない感じで、ポキッと折れてしまいそう(さすがに折れたものを見たことはありませんけど)。

N150
それで一つ思い出したのですが、かつて、コンパクトカメラでも内蔵ストロボの位置について話題にしたことがありました。右手の指が覆ってしまいそうな場所に発光部のあるカメラがあるって。詳しくはこちらです→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2010/12/olympus.html

あの時も「オリンパス」のコンパクトカメラでした。

OM707の場合、発光部を覆ってしまう危険性はそれほど無いようだけど、何でオリンパスって、時々こちら側にストロボを置く癖があるんでしょうか?

【追記】OM707の内蔵ストロボについて、いろいろ述べましたが、一眼レフカメラでストロボを内蔵したのはこOM707が「世界初」の試みだったようです。それから、ストロボを内蔵していないスマートシンプルな交換グリップが存在していたことも判明しました

【再追記】追記した「一眼レフカメラでストロボを内蔵したのは世界初」という点は、「AF一眼レフカメラで~」の誤りでした、すみません。また、脱着可能なグリップ部に発光部が内蔵されていて、ストロボ無しのグリップもあったことから、「内蔵」という表現にも「?」マークを唱える見解もあるそうです。