本末転倒・・・
プレミアムコンパクトを謳うデジタルカメラのフジX10。そのウリの一つは、クリアな光学ファインダーを搭載していること。
しかし、AFや露出などの表示がなく、ブライトフレームさえ一切表示のないファインダーに違和感を覚える人もいらっしゃるようです。
でも、私はファインダーを覗いて撮るという行為と、写ルンです並みの明るさを長所と捉えて入手しました。
ところが最近気になるのが、そのファインダーの視野率の問題。85%と言われるその視野率だと、シャッターを切った後に表示される液晶画面を見て、あれ?と思ってしまうことが度々。
かなり意図して決めた構図なのに、ずいぶんと余計にふた回りくらい余計に記録してるんです。。。削られて写って無いよりはいいとはいえ。
そこへ、コシナ製のフォクトレンダーミニファインダー(28/35)が入って来たりするものだから、ついついお遊びでX10に載っけてみました。さすがに、クラシック風の外観にマッチしてますね。見ため的にはかなり満足レベル。
試しに、ズームを28ミリにして内蔵ファインダーと、ミニファインダーの28ミリフレームの視野を比べてみたら、大きな差はありません。ということは、ミニファインダーの28ミリフレームを意識しながら、レンズのズームを35ミリとかにしておけばいいのかぁ~!?なんてこと考えてしまいましたが、それじゃ、X10のウリであるファインダーの意味が全く無くなってしまうわけで・・・。