我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2011年10月

2011年10月31日 (月)

鈴木社長

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カメラボディ本体にネームを入れる~という話題、以前にしたことがあったかどうか。。。

欧米では、キリなど鋭利な何かでボディに直接手書きでネームを刻んじゃったりする人も多いようですが、日本ではなかなかそういう習慣はありませんね。30~40年くらい前に、名前を打ったダイモテープを貼り付ける~そんなブーム?はあったかもしれません。

また、キヤノンの場合はF-1やEOS-1などで、ネームを刻むサービスをやっていたことはあります。あとは、記念品などで会社名や学校名などが刻まれたものは時々見かけます。

さて、ここにあるペンタックスME。巻上げレバーが収まっていると気付かないのですが、巻上げると「President I.Suzuki」という刻印が現れます。

この見え隠れする場所に刻むことが、まず面白いなぁ~というのと。これがどういう理由で刻まれたのか分かりませんが、社長さんたるもの、、、名前を刻むなら、高級機のLXあたりが良かったんじゃないですか?というのは余計なお世話でしょうか(笑)。

2011年10月30日 (日)

当日シルバー割引

今日のタイトルを見て、「やったぁ!」なんて思わないでくださいね。うちの店で、そういう割引を導入しよう~なんて話じゃありませんので。。。

木曜日に問合わせがあって、早速翌日に買取名人が出張買取りに向かった先は、北海道は女満別。

高級カメラが多くて台数も相当数、事前の電話相談で金額的にも折り合いが付きそうで、お任せいただけるとのこと。急ぎ、航空券の手配をすることに。

買取り成立後、手持ちで持ち帰ることが到底出来る品数ではないので、梱包作業や発送作業もかなりな重労働が予測されます。20年ほど前に女満別へは数回行ったことあるし、私二代目も付いて行こうか・・・などと思ったものの、女満別までの航空運賃が往復割引を利用しても、前日予約では一人片道37000円程。

65歳以上(名人は条件クリア!)はシルバー割引なるものがあるようだけど、予約した場合は適用出来ない~とのこと。こりゃ~高くて、二人で行ったら経費オーバー…で断念。

ところが、出張買取当日、現地で一段落ついた名人から入った電話で「航空券安かったよ!」と。聞けば、片道12000円程だったと。なんと、3分の1!!

どうやら、席に空きがあった為か、受付の人が気を利かせて、予約キャンセル→再手配のような手順を取ってくれたのでしょうか!?そのために、当日シルバー割引が適用されたようです。しかし、前日の晩、予約後にコンビニで支払いを済ませなくて良かった。。。

JALの当日シルバー割引は、満65歳以上の人が搭乗日当日、出発空港にて空席がある場合に利用出来るサービスだそうです。ちょっと調べた限りでは、羽田からの場合、女満別でも大阪でも那覇でも片道12000円みたいです。

今回の出張買取り、お客さんともスムーズに話が進んでとても喜んでいただけたようで、買取名人も満足気に帰京。私へのお土産は北海道銘菓「白い恋人」。

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2011年10月29日 (土)

ゴドニー!?

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我楽多屋で毎月第4土曜日に「がらくた市」を開催していることを、ご存知の方は多いかと思います。また、その別名を「シドニー」ということも。

別名の由来は、第「4」の「シ」、「土」曜日の「ド」、午後「2」時から1割引きなので「ニー」。というわけで、「シドニー」。文字で書くと訳わかんないですが、これで10年以上親しまれています(笑)。

時々、最終土曜日が「がらくた市」と勘違いされている人がいらっしゃいますけど、それでは、第5土曜日まである月の場合、「がらくた市」の定義が「シドニー」にならなくなってしまいます。

なんかダラダラと書き綴っているのは、年に何回かある第5土曜日にもなんか企画をしようかな~なんて考え出しているから。

そう、今日は第5土曜日なんですよね。

何か面白い企画や名称を広く募集してみますので、「これは!」というのを教えてください。

ちなみに、今日10月29日土曜日は、お会計時に「ゴドニー」と言った方は1割引きにしちゃいます。今日限りの秘密のキーワードになります。

2011年10月28日 (金)

ニッコールクラブ専用

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こんなストラップは初めて見ました!ニッコールクラブと書かれているので、会員専用に販売されたか、会員向けの記念品かのどちらかでしょう。

だとしても、かのニコン、かのニッコールクラブですから、今までどこかで見掛けていてもいいようなもの。

これは、ニコンコレクター?ニコンマニア?の人(ニッコールクラブには加入されていない)に見せびらかされたものなんですけど、そんな人でも「初めて見た!」と言われてました。

明るいブルーに雪山が描かれていて、とても清々しい感じのストラップですね。

ニッコールクラブとは、オフィシャルサイトによると、『ニコンカメラとニッコールレンズをもっと楽しんでいただくためのクラブです』とあり、『ニコン製品をご愛用いただいている方に向けて、写真に関する多彩な交流の場や、様々な情報を提供しています。撮影会やゼミや撮影ツアー (国内・海外) 、フォトコンテストの開催、会報誌「ニッコールクラブ」や「ニッコール年鑑」の発行など、その活動は多岐に渡っています。』ともありました。

ストラップにも刺繍されているように、1952年から続いている由緒正しい団体ですね。

なぜかうちの店には、会員バッジがあります。一番右のは15年継続会員向けの表彰バッジです。どうしてうちにあるかは秘密ですが、盗んだりしたわけではありませんよ。

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2011年10月27日 (木)

お賽銭 その後

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先日お知らせした石造りライカのお賽銭。気付いたら25日午後の時点で増えていました!

その置き場所からして、このブログを読まれた方の仕業であろうことも、ほぼ間違いなさそう。だって、私がまだ置き場所がある~と書いた場所に、キッチリと置かれていましたから。

でも、あまりのレスポンスの良さに「まさかなぁ~」と思って、買取名人の仕業かと確認したら「やっていない。でも面白いね」と。

たしかに、どなたがされたのか分かりませんが、ブログを読まれた方が実際に店に足を運んでいただいた上でやられたことであろうことは、ほぼ事実。なんか不思議な繋がりを持てたようで、面白く楽しい嬉しい出来事でした。

さて、石造りライカの軍幹部にはまだまだスペースはあるものの、前回指定したような!?程良い置き場は無くなってしまいました。でも、小銭を積み重ねる~という方法も残っております(笑)

2011年10月26日 (水)

OM10のこれ

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前からあることは気付いていたけど、何なのか気にしていなかった「OM10のこれ」。

シャッターボタンの前面にある、8mm×3mm程の四角いポッチ(画像の赤丸部分)。気になり出したら、仕方なくなってきました。

一見なにかのスイッチみたいだけど、押すこともスライドさせることも引くことも出来ません。

じゃあ、ただのデザインなのか?いや、何かをアピールしているに違いない!と思って、よーく見ても、この不思議な模様が何を意味しているのか、表しているのか、不明。無理矢理考えてみれば、ゲームのインベーダーみたい!?それくらい。

あるお客さんに聞いてみて、「おぉ~そう言えばな~」と思えることが判明。シャッター幕に描かれた模様に似ているじゃないか!

そう、OM-2で世界で最初に導入されたTTLダイレクト測光という機能をこのOM10も採用していて、その一部分として、シャッター先幕に白黒の不規則なドット「ランダム・パターン」を配して、反射率の調整をしているのだそう。そのドットをイメージしているのが、このマークでしょう!というお客さんのご意見。

下の画像はシャッター先幕に描かれたそのドットです。これは、まず間違いないですね。

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2011年10月25日 (火)

ニコンオート35

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フジカレックス、キヤノネックスと続いた、レンズシャッター一眼レフねた。3番手は「ニコンオート35」です。

キヤノンの場合はキヤノネックスが唯一のレンズシャッター一眼でしたが、ニコンの場合はニコレックスというシリーズがあって、このシリーズに大きく分けて3機種のレンズシャッター一眼が存在します。その中でこのオート35のみがクイックリターンミラーを採用しています。なおかつ、ニコン初のシャッタースピード優先AE機でもあります。

また、キヤノネックスが普及モデルであったのに対し、ニコンオート35は、広告内に「最高級EE一眼レフ」という表記もされているように、それまでの「ニコレックス」ネーム(=普及機のイメージ)を捨てて、「ニコン」ネームを名乗ることで、高級イメージを与える意図も感じられました。ただ、輸出用は「ニコレックス」ネームのままだった点は面白いところ。

このカメラの特徴はそういう背景以上に、そのデザインだと思います。多分、もともと上面を平らにすることがありきのデザインだったと私は推測します。

そのために、巻上げレバーを背面に配し、巻き戻しクランクも埋め込み式になっています。バラしたわけではありませんが、ボディ両肩部分の中身はかなり余裕があるんじゃないかと。。。その分、カメラが全体的に大きくなってしまっているんですけどね。

CANONEXと同様(製造台数20000台程と言われている)に、当時あまりヒットせず30000台程しか製造されていない模様。

2011年10月24日 (月)

お賽銭!?

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10月21日(金)朝、店の外に置いてある石造りライカの上に5円玉が置かれているのに気付きました。

これは「お賽銭なのか~!?」なんて思いながら、そのままにしていたら、翌22日(土)の朝も現状維持。で、撮ったのが上の画像。

几帳面にちょうどシャッターボタンの上に置かれているあたり、カメラマニアさんの仕業でしょうか?

であれば、シャッタースピードダイアルとフィルムカウンター窓、巻き戻しノブの上にも、ちょうど小銭を置ける大きさなので、またお賽銭が増えることを期待して、このままにしておきましょう(笑)。

さて、お賽銭の意味を改めて調べたところ、「祈願成就のお礼として神や仏に奉納する金銭のこと。また、現在では神社仏閣に参拝する時に、祈願や感謝の代償としてお供えする金銭の意味にもなっている」とのこと。

とりあえず、このライカは神でも仏でもないな・・・。

2011年10月23日 (日)

第4土曜日は晴の特異日!?

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昨日のがらくた市、朝までの予報では一日雨~の予報だったので憂鬱だったのですが、昼過ぎには一度ずいぶんと明るくなり、その後も雨粒が落ちて来ることのない新宿四谷地方でした。

思えば、毎月第4土曜日にがらくた市をはじめてから10余年、累計150回くらい開催していることになりますが、一日中雨降りで困った・・・というような記憶は、片手で数えられるくらいしかないです。

ということは!第4土曜日って「晴れの特異日」なのかもしれないー!!(昨日は晴れてはいませんが)

すると、屋外でのイベントや旅行は第4土曜日を狙うといいのかもしれませんよ!と言いたいところですが、、、そうすると、がらくた市に足を運ばれる方が減ってしまうので、この話はナシ!ということで(笑)。

真面目な話、四谷荒木町に限った局地的な事例かもしれませんが、がらくた市当日、午前中や夜は雨が降っても、日中は非常に雨が少ないと思います。

で、上の画像は昨日の午後4時頃に見た予報。雨マークが曇マークに変わっていたりする。。。予報も実際の天気や時間で変わってくるのですよね、なんかズルイよな!?

2011年10月22日 (土)

CANONEX

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特別に人気品というカメラではないんですが、このカメラ、いくつかの点で貴重なカメラではあります。

東京オリンピックの前年1963年に登場した「CANONEX(キヤノネックス)」。

まずひとつは、キヤノンで唯一のレンズシャッター式一眼レフであること。なおかつ、レンズシャッター式一眼レフでありながら、ミラーのクイックリターン機構も採用している優秀機でもあるのです。

とはいっても、キヤノネットの一眼レフ版という位置付けで、シャッタースピード優先機能の付いた大衆向けのカメラでした。レンズ交換も出来ない。

もうひとつは、半年で販売を終了したという不人気機種であったこと。今のデジカメなら、ドンドンと新型が出てくるので、半年や一年で製造販売をやめちゃう機種などあるでしょうが、、、当時の半年って凄いじゃないかなぁ~。後継機が出たわけでもないし。まぁ、レンズシャッター式一眼レフ自体が市民権を得なかった背景もあるのでしょう。

それで思い出しました。。。先日のFUJICAREXも同じクイックリターンミラー採用のレンズシャッター式一眼レフでした。これ「呼び」かもしれないですね!

実はニコンの同種、クイックリターンミラーのレンズシャッター式一眼レフ機「オート35」も今一緒に店にあったりします。それはまた改めて、取り上げてみます。