我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2011年5月 1日 (日)

横綱級カロ140

P606 
お薬のコルゲンコーワの興和が、かつてカメラを製造・販売していたことは、このブログでも何度か触れてきたかと思います。

過去のコーワネタは、こんな感じ↓

個性的な機種が多いコーワのカメラですが、このカロ(Kallo)140も、その1機種に挙げられるでしょう。1959年に登場したカロ140。興和がカメラのブランドをコーワに統一したので、発売翌年には、コーワ140と名称が変更されます。

さて、このカメラのポイントはレンズシャッター式のレンジファインダー機で、レンズ交換を可能にしている比較的少数派のカメラであること。でも、それだけで激レアということにはなりませんが、カロ140の凄いのは、大口径の50mmF1.4レンズを標準としている点。そのためか、、、ボディが、どデカイ!重い!

本来はライカM3あたりと比較したかったのだけど、画像ではキヤノンⅡDと並べてみました。その大きさがお分かりになると思います。

その重量は948グラムでした。重量は数字ではピンと来ないでしょうから、ライカM3にズミルックス50mmF1.4を装着した重さを調べたら、935グラム程。わずかですが、カロの勝ち。実際にはもっと重く感じたけど。

ちなみに、交換用に用意されたレンズは35mmF3.5と85mmF3.5。これらはさらにレアもの。