スティングレーSX-70
サメ肌というと、人間世界ではあまり好意的に取られませんが、サメ革の財布など、ホンモノのサメの革は財布などの身の回りのモノに使われることがあります。
同じ軟骨魚類のエイ(スティングレー)の革も同じように使われること、私は勉強不足で知りませんでした。
エイ革の特徴は、表面にビーズを敷き詰めたようになっていて、一匹に付きひとつ、スターマークと呼ばれる白くて固い宝石のような部分があるのです。
なぜ、こんな話題かというと、画像のポラロイドSX-70の貼り革が、エイ革に貼り替えられています。そして、革の風合いが個人的にとても気に入ったもので~。
で、このSX-70。ポコッと立ちあがるファインダーの上の部分に、そのスターマークが来るように貼られているのです。
ここで少し、サメとエイの勉強をしておきましょう。サメとエイは、クジラやイルカなどの海に住む哺乳類に似てはいますが、魚類です。そして魚類の中でも、軟骨魚類と呼ばれるグループ。
一般的に「薄っぺらいのがエイ」と認識している人が多いかと思いますが、サメとエイの違いは、エラのある場所で判断するそうです。エラが身体の側面にあるのがサメ、エラが身体の腹(底面)にあるのがエイなんだそうです。