真似疑惑!?
来店された常連Sさんが、肩から提げていたカメラと、腕にしていた時計です。
カメラは「ヤシカ44」、時計は「シチズンアラーム」。どちらも1958年に登場した魅力的な「キカイ」なのですが、ヤシカには「ベビーローライ」、シチズンには「ジャガールクルト・メモボックス」という、手本にしたような激似のモデルが存在しています。
そして、当時それぞれに、本家側からクレーム的な一声がかかった…という経緯が残っています。皮肉にもどちらも、日本のメーカーが欧州メーカーのモノを模倣している…パターンであり、、、でも、そういう時代だったのでしょうね。
Sさんからは、「ヤシカ44をジャンクで2台購入して、2個1でご覧のような動作品を完成させた後、たまたま、シチズンアラームを購入。前述のような真似疑惑つながりを意識して、ヤシカのボディーカラーに似たグレーのベルトを探してシチズンに装着した~」という遊び心も聞かせていただきました。
*「シチズンアラーム」について:上の画像のモデルは後期型で、本家からのクレーム後に「メモボックス」とは少し意匠を変更したモデルです。