1/1000秒トリオ
レンズシャッターのシャッタースピードの最高速は、1/500秒が限界というのが一般的ですが、昭和30年代半ばに1/1000秒を搭載したカメラがいくつか登場しました。
なかには、1/2000秒、1/3000秒まで可能なシャッターもありましたが、絞りが追いつかない(開放にならない)制約もあったりしました。
ここに並んでいる3台は、最高速1/1000秒のシャッターを搭載したカメラたちです。当時、このクラスのカメラの中では上位機種の位置付けだったようで、レンズも明るめのものがセットされています。
左から、
- ヤシカリンクス 昭和35年発売 コパルSVシャッター搭載 ヤシノン45mmF1.8付
- ミノルタAL 昭和35年発売 シチズンMLTシャッター搭載 ロッコール45mmF2付
- フジカ35SE 昭和34年発売 シチズンMLTシャッター搭載 フジノン45mmF1.9付
カメラ収集において、このようにメーカーを越えて、何かのジャンルやくくりで集めてみるのも面白いかもしれませんね!以前、型番に「7」が付くカメラばかり集めている人がいらっしゃいました。
これらの3台は、我楽多屋店内(店に入って右手のウインドウ)にしばらくの間、参考品として展示しています。よろしかったら、ご覧になってください。