我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2010年6月

2010年6月 5日 (土)

渋谷東急にて

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渋谷東急にて、昨日4日から「第13回 世界の中古カメラフェア」が始まっています。詳細は、先月案内したこちらから確認してください。

初日の夕方、買取名人が偵察?に行って来たので、その時の様子を携帯カメラの画像で2点ほど。

会社帰りの人々がやって来る少し前の時間だったので、画像に写っている会場内に人は少なめですが、18時過ぎからは混雑していたようです。

三共カメラさんの売り場では、日芸のH君も活躍していた模様。H君、只今、写真展「やさしい時間」の会期中でもあるので大忙しだろうな。

「世界の中古カメラフェア」の会期は9日水曜日までです。

2010年6月 4日 (金)

Kowa H

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もうかれこれ10年以上、うちの店に通っていただいているNさん。我楽多屋歴10年以上のお客さんは、他にもたくさんいらっしゃいますが、Nさんの場合は、中学生の頃からなので、初めはNくんでした。なのに今では、もう20代半ば。

先日、Nさんが、「こちらへ来る前に買って来たカメラです。本で見たことはあったのだけど、現物を見るのは初めてで、つい買ってしまいました!」と、カバンからカメラを一台取り出されました。それで、これに合うアクセサリーか何かを探しに来ました~と。

「Kowa H」。確かに珍しいカメラです。私もちょっと記憶にありません。

1963年に登場したカメラで、世界初らしいEE式レンズシャッター一眼レフ機。明るさに応じて、4段階に設定された露出からカメラが選択してくれます(自分で選ぶことも可能)。また、フィルム巻上げをキヤノネットと同じように、底面で行うトリガー式。そして、とてもシンプルなデザインなどなど、かなり印象的なモデルです。

でも、今回取り上げた理由はそれではありません。こんな珍しいカメラのアクセサリーを探しに来て、まさにこのカメラ用と思われる純正アクセサリーを2点も見つけられたから!上の画像、その2点を既に装着済です。

まず一つは、レンズフード、シッカリと「Kowa」の刻印が入ってます。もう一点は、アクセサリーシュー、ボディ側面のネジ穴にねじ込む特殊なタイプで、サイズ、切り欠きともバッチリ合ってます。こんな珍品がタイミング良く揃った理由は、きっとNさんの日頃の行ないの良さからきているに違いありません!?

さて、「Kowa H」について、私がもう一つ気になった部分があります。ボディ上面にある、露出計の指針が珍しい形をしていたこと。細く薄い鉄板をUの字に折り曲げているのです。↓ 画像内、赤く塗られた指針がそれ。

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第27回 得?or 特? 初心者編

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今年2月にはペンタックスSP4月末にはニコンやペンタックスなどのMF機で似たような企画を行ったら、即売に近かったので、今回はミノルタ α303si Super に純正の標準ズーム、フィルター、ストラップ、フィルムまでついて特価販売!1,800円!!

充実セット!?なので、お店を出たら~、いや、出なくても構いませんが、すぐに撮影することが可能です。初心者や入門用にバッチリかと思います。

このα303si Super のボディカラーはブラックではなくて、渋めのダークグレー、見方によっては少々オシャレかと!新品当時は6~7万円はしたはずのカメラが今や・・・。これじゃ、価格的にはちょっといい写ルンです並み。。。

すぐ使えます~が謳い文句ですから、万が一動作不良があった場合はガラクタ系とはいえ、返品OKとします。お買上げ後、数日中にお申し出ください。でも、レンズのカビや、ファインダーの汚れなどはありますので、あまり神経質な方はご遠慮ください。

時々「まだフィルムは売ってるんですか?」と素人さんに質問されることもありますが、まだまだ大丈夫です。現像・プリントだって、コンビニやスーパーなどの取り次ぎを利用すれば、1,000円以内で仕上がります(質は劣るかもしれませんが・・・)。とにかく、初心者を中心にフィルムカメラを楽しんでいただくための企画です。

いつものように、我楽多屋ご来店早い者勝ちです。

今後も、常時とはいかないまでも、このような初心者セットをなるべく店頭に並べていこうかとも思っています。居酒屋の飲み代+カラオケBOX代と同等、いや、それ以下の値段で用意出来るように。

2010年6月 3日 (木)

フィルムカメラは長寿命

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今さら言うことでもないかもしれませんが、フィルムカメラ、特に金属製機械式のフィルムカメラは長寿命。うちの買取名人と同じ歳くらいのバルナックライカが、まだまだ現役で活躍していたりします。

そして、今回のテーマのきっかけになったのは、ニコンのフラッグシップ機。ニコンFは1959年に登場し、F2が発売(1971年)されてからもしばらく併売され、約15年ほど、カタログに載り続けました。

F2は9年間、F3は20年間(F4登場後もMF機フラッグシップとしての併売期間も含め)、F4は8年間、F5は10年間、ニコンのフラッグシップ機として君臨しました。ちなみに、現行機のF6は現在で6年目。

ところが、デジタル一眼のフラッグシップ機になると話が変わってきます。D1が登場したのは、今から11年前の1999年のこと。その後の11年間に、D1→D2→D3と大まかに分けて3モデル、それぞれ詳細なバージョンを含めると、D3Sまでに10モデルが登場しているのです。全部足しても、Fがフラッグシップ機として君臨した12年に足りません。

そういうポイントでフィルムカメラとデジタルカメラを比較すること自体が、ナンセンスなのかもしれませんが、そのあまりの大きな差に、やはりビックリですよね!?

また、長寿命は販売期間だけのことでなくて、実労可能な高耐久性も、フィルムカメラの方が勝っているでしょうね。ニコンFは登場後50年近くたっていますが、現役で活躍している機種が多々あります。でも、今から50年後の2060年頃に、D3などが現役で活躍しているとは想像しにくい。。。

2010年6月 2日 (水)

防湿庫をめぐる

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一昨日の日曜日にアップした防湿庫は、無事に必要とされているところにお買い上げいただきました。ありがとうございます。

ところで、防湿庫には常習性があるらしいですよ!?いいカメラを状態良く保管したいという目的で防湿庫を買うと、安心してまたカメラを増やしてしまい、また、カメラが溢れる。そして、また防湿庫を買ってしまう・・・というように。ちなみに、上の画像はタバコの常習性に引っ掛けた冗談ですので信じないでください

さて、今回の防湿庫にはこんなエピソードがありました。

月曜の朝、電話で「ブログに載っていた防湿庫の取り置きは出来ますか?今日行けると思うのですが・・・」と、問い合わせをいただきました。

我楽多屋では、扱っているモノが中古品という性格上、現物を見てからご判断いただきたいので、原則取り置きはしておりません。また、「何か出物はあるかな!?」と期待しながら、ご来店されるお客様を優先したいという考えもあるのです。

そのお問い合わせ電話には、このことと、数時間のうちに確実にご来店いただけるのなら、取り置きの相談ものりますが~と、ご案内しました。

その直後、先月、馬券の代わりに防湿庫をお買い上げいただいたトラックの運転手さんがご来店。今回の防湿庫もかなり気になっていたようですが、「次に来た時、残っていたら買います!」と。そこへ、「店の中に置き場が無いのでなるべく早く・・・」などと私が言ってしまったので、「仲間にも聞いてみますよ!」と気も遣わせてしまったのでした。

お昼頃、ブログを見て、わざわざその日はクルマで出勤された~というお客さんがご来店。「いいけど、思ったより大きいですね、、、」と少し躊躇されましたが、せっかくクルマで来たのだから~と、お買上げ&即お持ち帰りの割引価格でお買上げいただきました。

夕方、朝、電話いただいた方から再び連絡が入りました。ご来店のメドが立ったという内容だったのかもしれませんが、スミマセン、先に売れてしまっていました。

そして翌日火曜日、再び運転手さんがご来店。店に入るなり、「よかった~!売れてますね」と。「やっぱりちょっとサイズが大きいから、置き場に厳しいかなと思ったんで。でも、買って行かれた人がいるなら、私も悩まなくてスッキリするし、お店も置き場に困らなくて良かったですね!」と。

こんな感じで、非常に沢山の方に思われた防湿庫は幸せモノではないでしょうか!

後は、お買上げいただいたお客さんのご自宅で家族の方に、その大きさと、カメラ趣味のモノゆえに、邪魔者扱いされないことを祈るばかりです(笑)。

話は戻って、常習性。実は今回お買い上げいただいたお客さん、うちの店で、5月中にもう一台買ってもらってます。運転手さんも家には、既に防湿庫が5台あるらしいです。

2010年6月 1日 (火)

ピンホールカメラ

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 私にとって、最初のピンホールカメラは、かつて新宿歌舞伎町にあった中古カメラ店の「ピンホールカメラ」さん。私が幼い頃から、アローカメラと取引させていただいてたので、ピンホールといえば、このカメラ屋さんだったのです。

でも、ピンホールカメラとは、もともと、針穴カメラのこと。恥をさらしてしまえば、その意味を知らずに大きくなってしまったのです。

ピンホールカメラは、カメラの原点ともいえるカメラですし、普通のカメラとは違う、独特な楽しさや味があると思います。それらについては、専門のサイトなどで調べてみてください。

それから、私にとって、いや、一般的にもそうだと思うのだけど・・・。ピンホールカメラは自作するものという認識なのですが~皆さんはどうでしょう?

確かに製品化されたものもありますが、一般的には箱に穴を開けたりして・・・自作するもの、と。我楽多屋にもピンホール用のパーツを探しに来るお客さんがいらっしゃいます。一番簡単なのは、一眼レフのボディキャップに穴を開けて、ボディに装着する方法。この方法はかつて、ニコンのウェブマガジンにも載っていたそうです。

また、先日のこと、田中長徳先生がヘルシンキから帰国後間もない時に来店されました。その時に、話の流れで、「この前、『ピンホールカメラないですか?』とお客さんに尋ねられたんですが、『普通、買うものじゃなくて、作るものですよね!』なんて、お客さんに答えちゃったんですよ~」と、長徳先生に話をしたら~、なんと、長徳先生はうちに来られる前に錦糸町のHカメラさんで、パノラマ ピンホール ホルガ(上の画像と同じもの)を買って来たらしく、「これを買って来たんです!」と手提げの中を見せてくれました。

何だか、長徳先生に挑戦するような発言をしてしまったのでした。

 

ピンホールカメラ/針穴写真機、または微細な穴をレンズの代わりに使ったカメラのこと。レンズを使わずに、暗箱の前面に小さくあけた穴から内部に差込むごくわずかな光によって、フィルム面に映像を得ようとするもの。(日本カメラ社 写真用語事典による)