チノン ベラミAF
少し前に話題にした「チノン ベラミ」が「チノン ベラミAF」を呼びましたよ!!
初代ベラミは特徴的なスタイルで珍しい部類のカメラですが、ベラミAFの方もある意味、より珍しいカメラと言えるかもしれません。
何故なら、初代と比べてデザインや構造などの独自性が弱まった分、普通のカメラ化してしまったので残存する数は明らかに少ないんではないかと思います。
まぁ~それでもしつこく、このカメラの面白い部分をピックアップしてみたいと思います。
キヤノンIXYのように、ボディ前面にあるロゴなどの文字がタテ位置でデザインされています。正確な発売年は不明ですが20年ほど前でしょう、当時としては斬新なアイデアだったのではないでしょうか。しかしながら、ボディ前面のカバーを開けると飛び出してくるレンズまわりの文字は、外装の文字に対して90°の角度、つまりヨコ位置に書かれていて、そのチグハグさが何とも…。
さらに、カバーを開けるとレンズとともにストロボも連動して飛び出してくるのですが、カバーを閉める時は連動しないので、後から別作業でストロボを閉じないといけません…。
で、カバーを開けると一緒に飛び出してくるそのストロボ。基本的に発光するかどうかはカメラが自動的に判断します。ただ、どうしても発光して欲しくない時にどうするかというと、指でストロボを押さえながらボディに格納された状態でシャッターを切らないといけません。そう、ロックが掛からないので押さえていないと飛び出してきてしまうのです…。
なんだか、この3点の中途半端さが・・・。