我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2009年10月

2009年10月 6日 (火)

早田ブランド

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アローカメラで買取らせていただいた品物の中には、時々、修理で有名な早田カメラ店出のカメラも見かけます。いちおう誤解無きように、早田カメラさんから直接入って来るわけではなく、一度、一般の方に買われたカメラが巡って来るということです。

そうしてやって来た早田ブランドのカメラは他の業者へ転売するモノもあれば、我楽多屋に並べるモノもあります。我楽多屋に並べる品物は、おおかた私二代目が検品するのですが、その際フィルム室に「HAYATA-KAMERA-TEN」のシールが貼られていると安心します。

そう、早田カメラ店で買われたカメラには、神々しい銀色地のシールが貼られているので、それと分かるのです。

早田さんは、うちの買取名人よりも以前から、「名人」を名乗る修理の名人「早田名人」です。早田カメラさんで売られているカメラは、早田さんの厳しい目で整備点検を受けたカメラ。聞くところによると、永久保証が付くそうです(もちろん、オーナーが変われば話は別だと思いますが)。

そういうわけで、我楽多屋に並べる際に早田さんのシールが貼られてあるカメラは、他のカメラに比べて安心して並べることが出来て、勧めることも出来るというわけです。

今回このブログを書くキッカケになったのは、上の画像の「キヤノン ダイアル35」。

2009年10月 5日 (月)

お騒がせしました

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さて、二つほど、皆様に結果報告をしなければならいないことがあります。

ひとつは、9月23日のブログで話題にした「H」マークについて。あの後、数名の方からお返事をいただき、おおかたは「ヘリポート」を示すマークじゃないか?というヨミでした。私もいろいろ検索しましたが、「ヘリポート」と決定付ける証拠は見つからず。。。

で、先日、変な質問で迷惑だろうなぁ~と恐縮しながら、三井ガーデンホテルに問合せの電話をしてみました。とりあえずは、代表電話にかけましたが、然るべき部署に電話が回されて、実体を説明してもらえると良いな・・・と。

ところが、電話に出た女性(フロントの人でしょうか?)が「それは多分・・・」と話し始めました。

女性の説明を要約すると、、、「私どものホテルの下、1~15階まではリコーさんのオフィスになっております。リコーさんのネオンのアルファベットの最後が「H」ですので、それかと思います。」

え~!ガーン・・・!

ちゃんと、確認してきました。

あの晩、私が見た角度からは、建物の壁面の段差で「RICOH」の「H」しか見えなったのです。そ、そんな単純な理由だったとは・・・。上の画像でその真実が分かるかと思います。

 

もうひとつは、9月12日のブログで話題にした謎の足跡について。意味深なネタとして取り上げていましたが、実はすぐにおおよその推測はついていました。即日、私は犯人に確認をしました。犯人は前の日のことだというのに「覚えがない・・・」というのですが、状況からして犯人は店のアルバイトであると断定。

足跡を見つけた前日、アルバイトが草履(ぞうり)を履いていたのです。で、閉店作業中につまずいたか何かで、片足だけ草履が脱げて床に足を着いて出来た足跡に違いありません。しかし、ずいぶんと足の裏が・・・(笑)。

どちらの件も、本当にお騒がせしました。。。

我楽多屋で買ったモノ・マガジン更新

本日、田中長徳先生による連載コラム「我楽多屋買ったモノ・マガジン」の更新を行ないました。今回で第120回目です。タイトルは「スカイツリー観察用の300ミリ超望遠」です。

それでは、こちらよりお楽しみ下さい。

2009年10月 4日 (日)

en-taxi

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扶桑社から発行されている「en-taxi」という雑誌。その2009年秋号が9月30日に発売されました。

その中に、先々月末、うちの店で起こった出来事(このブログでも紹介済み)が、2箇所に掲載されています。

ひとつは、田中長徳先生の連載「カメラと歩く~東京大周遊日誌」の中。もうひとつは、「カメラと歩くの特別編」石川直樹さんによる「カメラとエロ本」の中。おふたりが示し合わせて執筆されたわけではないらしく、実に光栄なことと嬉しくて取り上げました。

その内容は、石川直樹さんにプラベルマキナの純正レンズフードをお買上げいただいた話です。ボディは2台お持ちだというのに、レンズフードが1個しかない・・・という状況が長く続かれていたようで、あの日、石川さんの悩みが解決されたのでした。

en-taxi : 超世代文芸クオリティマガジン「エンタクシー」 扶桑社発行 季刊(3・6・9・12月)各30日発売 定価980円(税込) http://www.fusosha.co.jp/en-taxi/

2009年10月 3日 (土)

最後に別れを・・・

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先日、キヤノンF-1ほかレンズを売りに来られたお客さんの話です。

すでに5年くらいは使わずに眠らせていた品物で、使わずに置いていても勿体ない・・・という気持ちでアローカメラの買取りをご利用いただいたそうです。

新品で購入されてから、ずっとご自身で使われていた、いわゆるワンオーナーもの。カメラやレンズの程度から推測するに、使い込まれた跡があるものの、大きなキズやアタリなどは無いので、大切にされながら活躍してきたのだろうな~という感じです。

買取りカードにお客さんのお名前等をご記入いただき、身分証明書の確認を終え、買取り代金の支払いが済んだ後、何となく、お客さんが愛機との別れを惜しんでいるような感じがしたので「このカメラの次の活躍の場への橋渡しをさせていただきます」と言うと、お客さんは「最後に一回シャッターを切っていいですか?」と言われました。「どうぞ」とお答えすると。

レンズ内部確認のために外していた、55ミリF1.2SSCをボディに取り付けて、ファインダーを覗きながら、かみ締めるように「カシャ!」と一回シャッターを切られました。そして、カウンターにカメラを置いたあとに、ペンタプリズム部分を軽くポンっと叩いて、「では、よろしくお願いします」と帰っていかれました。

このお客さんの愛機への愛情がヒシヒシと感じられたひとときでした。

2009年10月 2日 (金)

アクセサリーシュー

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上の画像を見て、「何これ?何をしたいの?」と思われる方が多いでしょう。

実は皆さんに「間違い探し」をしていただきたいのです。並べられたペンタックスのアクセサリーシュー、その中に1個だけ、他のモノと様子が違うものがあるのです。さぁ~どれでしょう?

 

分かりましたか?上から2段目、右から3個目のアクセサリーシューだけ、「ASAHI PENTAX」の名版が逆向きに貼られているのです。

この逆向きの名版、ただ単に逆向きに貼られてしまった・・・という単純なミスではないのです。型抜き自体が逆向きにされているのがお分かりになると思います。

これはきっと、かなりの珍品。ホントは世の中に出て来てはいけない筈のモノのような気がします。

このアクセサリーシューを見つけたのは今からもう5年くらい前のことだったでしょうか。「こりゃ凄い!」と思った私は、ちょうどその場に居合わせたコレクター系の常連さんに買っていただいたのです。で、今回は特別にネタ用に持って来てもらいました。

  

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第1回 特?or 得?

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これから、月に4~5回くらいのペースで続けて行こうかと考えている企画です(まぁ~反響をみながらなので・・・約束は出来ませんが~)。

まず初回はこれ。「キヤノンFTb FD50mm/F1.8付」。現状売りで保証など付けられません、返品も出来ませんが、今は実用OKで、なんと!1,500円!赤の純正ストラップも付いてます。たった一台限りです。10月2日現在、内蔵の露出計もなんとか動いています。

通常ではちょっと有り得ない価格なので、これが相場とは思わないで下さいね(笑)。企画モノです。

それから、メールや電話での取り置きはご遠慮願います(←これは我楽多屋の他の品物に関しても同じですが)。欲しいと思ったら早い者勝ちです。

そうは言っても、誰もが欲しがるようなちょーお買得品じゃないかもしれないし、これは凄いレア物!?でもないかもしれないので・・・それがこの企画の面白いところかもしれません。カメラや写真に関するもの、何かしらを安めに楽しく出していければと思います。

2009年10月 1日 (木)

ドイツ土産が・・・

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すでに半月ちょっと前の話になりますが、我楽多屋のアルバイトが夏休みを利用して、専攻中のドイツ語勉強を兼ねてドイツ旅行に行って来ました。

その時のお土産が上の画像のフィルム。35mmのISO400ネガカラーフィルム、36枚撮りの2本パック。

へぇ~、こんなフィルムがあるんだ~!とパッケージを見ていたら、底の左隅に「MADE IN JAPAN」の印刷あり。あぁ・・・。。。

まだ、試し撮りはしていませんが、どこで作っているフィルムなんだろ?