大判熱も併発!?
常連Bさんが、ついに大判カメラに手を出してしまいました~!
中判熱にとりつかれてしばらくしてから、「大判にも関心がある、、、」なんて話も聞かされていました。先日のがらくた市で、4×5のシートホルダーをお買い上げいただき、その時にうかがった話では「最近、手頃なスピグラを入手したんです」とのことでした。
で、早速、大判での撮影結果をメールで知らせていただいたので報告しておきます。
先日のがらくた市はおつかれさまでした。楽しいひと時をありがとうございました。
あの時購入した4×5フィルムホルダーにフィルムをダークバックで1枚づつセットして、翌日、スピグラとフィルムホルダー5枚(フィルム10枚)をバッグにつめて、銀座周辺に試写に行ってきました。
本日(7/28)その時のリバーサルが現像できてきました。初めての大判カメラであり、シートフィルムの扱いも緊張しましたが、結果はGOOD!
大判の大きなサイズのクリアな描写に圧倒されます。フィルムホルダーも問題なく使用できました。
当分、スピグラとサブのペンタックス6×7の組み合わせで都内を撮影して歩こうと思います。
問題は、この重量級カメラ達を持って1日中歩きまわるためには、相当な体力とスタミナが必要ですが、写真の出来栄えを想像しながらの撮影は重量を忘れさせてくれます。週末は大判&中判ざんまいの日々が当分続きそうです。
大判&中判のBより
この報告の翌朝(昨日の朝)、買取名人が「こんな写真が出てきた!」と持って来たのが下の画像。昭和31年5月2日、銀座4丁目交差点の夜景です。上のBさんの画像にちょこっと写っているのは同じ4丁目交差点の和光の角。この夜景は、三愛の角です。雪印のネオンの下に「San-ai」のネオンが見えます。
三愛といえば、今はリコーのギャラリー「RING CUBE」があるところ。銀座の夜景も53年の年月で大きく変わっています。
写真の出来栄えを想像しながら撮影することで、重量級カメラの重さを忘れられる・・・という点と、プリントして形に残すことで、思わぬところから写真が発見される・・・という点は、2点とも銀塩写真の醍醐味ですね。