我楽多屋(中古カメラアクセサリーとジャンクカメラ)

先日、アローカメラで買わせていただいた品物の中に「ペンタックスファミリーご案内」の冊子がありました。

何気に右から左に流してしまえば、それまでだったのかもしれませんが～、その表紙の写真を気にし出したら、とても気になってしまい、本日のネタにしてみました。

カメラを構えている人たちをよ～く見てみると。その服装に年代を感じます、きっとこれは４０年くらい前のものでしょう。右下の男性、１人だけスーツを着てネクタイまで締めています。これはどういったシュチュエーションなのでしょう？

レンズを向けている先は、そのほとんどの人が左手の方角なのですが、中に数名、こちらの方にレンズを向けている人がいます！？

縦位置にカメラを構えている人が多いので、以前話題にした「縦位置のシェー」を思い出してしまいました。詳細を確認すると、右手が上でシェーの人もいれば、右手が下の人もいます。

＊ペンタックスファミリーとは？「ペンタックス製品をご愛用の方なら、どなたでも入会できる全国的な写真クラブです」とのこと。詳しくはこちらへ→http://pentaxplus.jp/family/index.html

以前紹介させてもらった「バルナック中学生」に教えてもらったのですが、キヤノンのF-1には、モードラ専用にして巻き上げレバーを取り払ってしまった改造モノがあるらしいです。（上の画像は通常のレバーがちゃんと付いているモデルです）

例えば、大相撲の砂被り席で撮影しても、巻き上げレバーの隙間から砂が内部に入り込まなくて大丈夫な仕様らしいです。

ネットでこのカメラを探してみましたが見当たらず、諦めかけた時に「キヤノン　プロ仕様　F-1」の検索で引っ掛かってきたのが→http://page10.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/m62182808

すでに終了したオークションのページですが、まさにコレっぽいですね。

たしかに、こういうプロ向けの特別な改造や、特別な仕様が存在するのは事実。でも、なかなか一般人の目に触れることは無かったり、気付かなかったりするのですが・・・。

このブログの読者から、「面白い本がある」とお薦めメールが届きました。早速、購入して読んでみました。

講談社ノベルズ「念写探偵 加賀美鏡介」楠木誠一郎著（定価８００円＋税）という本です。

中古カメラ屋にまつわる殺人事件が発生し、不思議な才能を持つ主人公のカメラ屋店主が、殺人事件の謎解きをしていくという話です。

表紙の裏には著者の「デジタルカメラには、さほど感じることはありませんが、フィルムカメラ、それも、ライカを代表とする古い年代のカメラには、持ち主たちの「念」を感じることがあります～」とコメントもあります。

ストーリーの中に中古カメラ屋が数軒登場するのですが、その中にまさに「アローカメラじゃん！」というスタイルのお店が出てきたりします。何で？って、「買値を電卓で叩いて伏せ、客の希望額と合致したら。。。」という買取りシステムが紹介されているんですから！とても光栄なことです。

さらに、「気に入らない客には商品は売らず・・・」と。う～ん、、、ノーコメント（汗）。

それと、ストーリーを通じて中古カメラの転売について、その是非を論ずるような部分が出てきます。１～２年前はかなり目立っていた、ブローカーによる高級カメラの中国方面への流出についてですね。

また、ライカをメインに非常にマニアックな内容も語られていて、カメラ好きなら読んでいて飽きないかもしれません。

あんまり書いてしまって、ネタバレになってしまうといけないので。。。

実はお薦めいただいた読者から、私がどうコメントするのか期待されているのですが、、、期待されてしまうと非常に難しいですね（笑）。

転売については、我楽多屋で手頃な値段で売っているものを購入して、ネットオークションや他店で委託販売する・・・なんて手口もあるようで、それなら、聞かれなくてもコメントしちゃいますが、、、まぁ、それは今回の本の内容とは少し違うので、またの機会に。我楽多屋の店内には、それについてちょっとしたコメント書きは貼り出していますけど。

おかげさまで昨日、アローカメラのホームページのアクセス数が累計４００，０００アクセスを超えました！

これは、２００４年秋に自作ホームページを立ち上げた時からの累計。といっても、昨年３月に現行ホームページに切り替えるまでのアクセス数は、残念ながら少なめでした。。。なので、４００，０００の３／４以上はこの１６ヶ月間の記録です。

皆様のご来訪を心より感謝いたします！！！！

今後ともよろしくお願い申し上げます。

５月半ば、我楽多屋でお買い上げいただいた方にお配りした「新宿応援セール」の抽選券。その当選番号が発表されました！

「店頭でご確認ください～」が基本のようですが、遠方からご来店いただいた方も多かったようなので、こちらでも報告させていただきます。お手持ちの抽選券をご確認ください。

• １等　現金１００，０００円　偶数組　００３４６８
• １等組違い　現金５，０００円　奇数組　００３４６８
• ２等　現金１０，０００円　各組共通　０２４５１５・０２５０８５・０３０４６３
• ３等　現金５，０００円　００４組０１５組０１６組０３７組０９１組　下２桁８３
• ４等　参加店で１，０００円相当の商品やサービスと交換　各組共通下２桁５５

１～３等と１等組違いは、お客さんご自身で新宿区内の指定金融機関に当選券を持参して現金と交換していただく必要があります。

４等のみ、うちの店他、参加店に当選券を直接持参していただくことで、１，０００円相当の商品やサービスと交換できます。

で、大事なのは、交換期間が７月１日～７月３１日までの１ヶ月間しかないこと。当選券をお持ちの方はお早めに！

もちろん、我楽多屋店内にも当選番号の掲示をしています。

久々に登場する！？中判のBさんのお話です。

先日のこと、ペンタック６７の標準レンズと広角５５ミリレンズ用のフードを探しに来られたのです。お話をうかがうと、数日前にペンタックス６７を望遠レンズ付きで格安で購入。望遠レンズだけでは使いずらいので、標準レンズと５５ミリを中野方面で買い増ししたその足で、ご来店いただいた模様。

我楽多屋に標準用フードはあったのですが、５５ミリ用はありませんでした（流通量自体が少なめ・・・）。残念。

その数日後（がらくた市の日でした）、「いや～何件が探しましたが、見つかりません」と引き続きお探しの様子。とりあえず、レンズ保護用にフィルターはお買い上げいただきました。フィルターも６７専用１００ミリ径となると、少々いいお値段になってしまうのですが、その日はがらくた市なので、１割引です！

で、翌日もご来店。その日はニコニコとした表情でしたが、イマイチさえない感じ。「都内の中古屋さんでは見つけられなかったので、今日は神奈川方面をあたっていたら、見つけたんですよ！しかし、早速付けて歩いていたら、コロン！と外れてしまって、、、よく見たら、留め金が外れてしまってるんです・・・。で、我楽多屋さんにあった標準フードの留め金を流用出来るだろうと思ってやってきました」と。

我楽多屋に標準フードは数個あるのですが、わりと状態の良いものばかりで・・・留め金を取る目的には金額的にも勿体ない。。。う～ん、、、あっ！６７標準レンズ用フィルターから留め金を外せば半分くらいの値段で済むことに気付いたので、お伝えすると、「少しサイズが違うけどイケそうですね！」ということでお買い上げいただきました。

早速、その晩いただいたメールがこれです↓。

本日伺った時にお見せしたペンタックス６７ ５５ミリ/F３．５用フードは、無事、購入したフィルターから移植したツメによりガッチリと固定することができ修理完了しました。あまりの嬉しさに、画像付きで報告させていただきます。

これで安心して１週間、仕事に集中して、また週末には、ガンガン写真を撮ります。

ペンタックス６７はブロニカと比べると重量はあるものの、アイレベルとレバー巻き上げで速写性がありフィルムがあっという間に無くなってしまうのが贅沢な悩みです。

当分、また新たな中判沼の奥の深さにどっぷり浸かっています。