アローカメラと我楽多屋のお客さんの層は、実はかなり違ったりします。
アローカメラで売って!売って!をくり返すお客さん、我楽多屋で買って!買って!をくり返すお客さん、この2つのタイプのお客さんはそれぞれかなりいらっしゃいますが、アローカメラで売って!我楽多屋で買って!をくり返すお客さんは意外と少ないのです。
それは、私どもの営業スタイルゆえ、仕方ない部分はあります。我楽多屋で売っているものが、ちょっと特異なモノが多く、一般的にはあまり市場性のないものだから・・・。しかし、そういう品揃えが出来るのは、アローカメラでいろんなものを品を選ばずに買わせていただいているからです。
今日はアローカメラで売って!売って!を何年もくり返されているFさんのお話。上の画像は先日、Fさんが売りに来られた極上のニコンF2の白と黒、NewFM2が2台です。Fさんはメーカーを問わず、いろんなカメラ・レンズの人気あるモノ・いいモノをいつも売りに来られます。
そのFさんが半月ほど前に珍しく、我楽多屋に買いモノに来られた時に聞かせてもらった話です。日頃、いいモノを買っては試し、手放すことをくり返しているのは、たくさんため込んでも置く場所に困るし、使いきれるわけじゃないから。もちろん気に入ったモノは手元に残すけど、それ以外のもの適当なタイミングで手放すようにしている、とのこと。
それが出来るのは、あるカメラが売り買いされるサイクルの中で、たまたま今、自分の所にやって来ているだけで、そのサイクルを自分の所で止めてしまおうとはあまり思わない。そうすることによって、また別のカメラが自分の所へ回ってくるし、そう考えれば、手放すことは惜しくない・・・。そのようなことを言われてました。
こういう考えもありですね!この考えは、我楽多屋の物々交換の発想に似ています。
Fさんのように売って!売って!をくり返すお客さんには、「作品として写真を撮ることが好きな人」も多かったりします。作品撮影の必要に迫られて機材を買うけども、必要なくなった機材は手放してしまうのです。また、最新モデルを所有・使用することがモットーの人もいます。
ちなみに、アローカメラで売って!我楽多屋で買って!をくり返されている希少なパターンとしては、Bさんをこのブログでは何度かご紹介させていただいております。