我楽多屋で買った    モノ・マガジン

Gallery 463

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2026年3月 9日 (月)

何?この細かい値付け…

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高輪に「水はいっさい出しません」というカレー屋さんがあります。私は入ったことがありませんが、外にある看板にそう書かれているのだから…怖くて入れません⁈

先日、田中長徳さんが「水を出さないカレー屋さんはまだあるのかな?変わり者という意味では、我楽多屋さんと双璧です。我楽多屋さんも考えてみれば、水は出さない」とご自身のSNSに書かれていました。

確かにうちも変わり者でしょう。水は出さないし、ネットに値も出さない。

今の時代にネットに値を出さない出したがらない〜店って、そうそうないと思いますが~我楽多屋ではブログやSNSに売価を載せることはほとんどありません。

その理由を書き出すと長くなりそうなので今日は割愛します。

ところが今日は、あの黄色い値札をモザイクもかけずに見せちゃってます。このレンズ「3,455円」で店に並べました。

何故そんな半端な値段なのか?というと、レンズの製造番号が「345500」なのです。さすがに34万5,500円を付けられるレンズではないので、下2桁は無いことにして…。

じゃ、今日に限って何故に載せたのか?というと、ニッコールってことは確実に分かるでしょうけども、それ以上はちょっと詳しい人じゃないと特定出来ないでしょう。このレンズの状態がどういうものか記してないので、レンズが特定出来たとしても価格判断が難しいでしょうから値札を載せたのです。

それから~実を言うと、仲間の業者が持ち込んだ時点ではもう少し高い仕切値だったのですが、レンズの状態がそれ程に良くなったので値を下げることになり、その価格が3千円半ばくらい!?という感じだったので、こういうちょっとお遊び感覚の値付けになったのでした。

  

 

2026年3月 8日 (日)

厚さの違い( ゚Д゚)

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ついこの前、開催されていたCPプラス。この「写真‣映像 用品年鑑」って、会場で無料配布されてるんですよね??

さて、短いようで長くて…この業界に入って30年を超えましたから、当時の写真‣映像用品ショーカタログ(下の画像:左)も知っている私。

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特にその頃は勉強面でも見ていたし、そもそもネットで調べられる時代じゃなかったので、案外と見る機会も多かったのです。
 
ところが、今の時代はネットで調べられちゃうし、そうなるとメーカーさんも紙のカタログとかあまり作らないんでしょうし、それをまとめて作ったいたはずのこのカタログを見る人も少なくなりますよね。

だからでしょうね、、、年一回発行のこれ、こんなに薄くなってしまってるのです。

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2026年3月 7日 (土)

労働

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フィルムカメラ時代、共産圏では他国の既存製品をコピーしたカメラが案外と作られていたことをご存知な方も多いと思います。

ま、日本も戦後しばらくまではドイツのカメラをコピーするような時期がありましたけど。

今回知ったのは、中国が富士フイルムのフジペットをコピーしたカメラを作っていたこと。

今まで、見たことも聞いたこともなかったのですがお客さんに言われて、その筋の本で確認したら載っていました。

その名前が何故か?「労働」

参考にさせていただいた本とは、朝日ソノラマ刊「中国のクラシックカメラ事情」陸田三郎著です。タイミングよく我楽多屋の在庫にあったのです。

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2026年3月 6日 (金)

ELWとEL2について

少し前にニコマートELWを買って行かれたお客さんから、シャッターのロックが利かないとか…露出計の電源がオフにならない…みたいな話を2週続けて聞かされました…(>_<)

そもそも半ジャンク品のような状態のニコマートだったので、返品を望んでるとかそういう話ではないみたいなのだけど、今、店にあるニコンEL2(ニコマートELWと操作系ほぼ同仕様)も同じ状態だ…と言われるので、後からジックリと確認してみました。

ちょうどニコマートELWの取扱説明書もあったので。

*今日に限ったことではないのですが、本ブログの画像、本文中の画像をピンチアウトして拡大すると像が粗くて見ずらいことがあると思います。その際は画像を一度クリックしていただくと拡大画像が開けるようになっています。

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ただ、取扱説明書の文章だけでは分かりづらいので、各パターン説明してみます。多分ですが、お客さんがシャッターボタンのスイッチONマークと巻上げレバーのスイッチONマークの仕組みをご存知でないであろうことが分かりました(買ってもらった個体に不具合がある可能性も残っていますが…)。

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シャッターボタンスイッチONマークはシャッターボタンのすぐそばにある赤い丸印。巻上げレバースイッチONマークは巻上げレバーの近くにある赤い丸印。(上の画像参照)

シャッターにロックをかけるには下の画像のように、どちらのONマークも見えない状態にしないといけないのです。この状態にすれば露出計もオフになります。

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ちなみに下の画像のように、巻上げレバーの方だけONマークを見えなくしても、シャッターは切れます。これ何でかというと、ニコマートELWやニコンEL2はワインダーを付けて使うことも想定しているので、これはその時の状態なので、シャッター切れるし露出計も触れるのです。気をつけないといけないのは、この状態で放置すると、露出計がONのままなのでバッテリーの減りが早くなってしまいます。

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ところで、もう一つのパターン(下の画像参照)。シャッターボタンの方のONマークを見えなくしても、巻上げレバーの方のONマークが見えていればシャッターは切れてしまうことが、ニコマートELWとニコンEL2のことを分かりづらくしている理由とも言えます。

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だって他のカメラでは、シャッターボタンにON/OFFの機能があると、そこをOFFにすればシャッターが切れなくなるカメラがほとんどですからね。

それと、同じニコマートでもFT系の場合はシャッターボタンにON/OFFの機能が無いのです。で、巻上げレバーのONマークを見えなくすることでシャッターが切れなくなるから、今回の話をさらに分かりづらくしています。

結局、この説明もややこしくなってますね。でも、これが事実と思います。ニコマートELWやニコンEL2を所有されていらっしゃる方は確認してみてください。持ってて使ったいる人は確認するまでもなく知ってることかもしれませんね!?

 

 

2026年3月 5日 (木)

作家兼お客さんカメラ

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画像は先月後半に隣りのGallery463で写真展を開催された日比谷実さんのカメラなので、いわば作家カメラです。

しかし、日比谷さんは長年の我楽多屋のお客さんでもあり、画像に写っているレンズは我楽多屋で買っていただいたタクマーなので、間違いなくお客さんレンズでもあります。

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写真展のDMに使われた作品は、ずいぶんと前に我楽多屋で買っていただいたニッコール50mm/F1.4で撮影されたものだそうです。

そして、上の画像に写っているタクマーも~実は今回の写真展開催中にお買い上げいただいたレンズ。迷われていた翌日にマウントアダプターがタイミング良く入荷したので、一緒にお買い上げいただいて早速、在廊の合間の息抜きに荒木町をこの組み合わせてで撮影されたみたいです。

というわけで、Gallery463で写真展を開催すると在廊時にちょいちょい我楽多屋を覗いて散財!?してしまう人もいらっしゃるようなので、展示をご検討中の方はご注意ください(笑)

 

 

2026年3月 4日 (水)

夜景のモノクローム

本日水曜日は、我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、お台場海浜公園。

夜景のモノクロームね。

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2026年3月 3日 (火)

新種発見!

初めて話をするお客さんを「新種」呼ばわりするなんて失礼かもしれませんが、念のため「変な言い方して申し訳ないですが〜」とお断りをしてから、「我楽多屋にはいろんなお客さんがいらっしゃいますが、新種ですね」とお伝えしました。 

何があったのか説明しますと〜。昨日ご来店いただいたお二人連れのお客さん。ずいぶんと長い間、レンズフィルターを物色されていらっしゃって、それぞれ色々なサイズ・タイプのフィルターをお買上げくださいました。

正直ちょっと訝しい気持ちもあったくらいなのですが、お客さんの方からお声がけくださったので、この人たちがレンズフィルターマニア⁈であることが分かりました。

あまり知られていないブランドのフィルターやブランド問わず刻印の書体違いなど〜コレクションをしていらっしゃるようです。

このタイプのマニアやコレクターは「新種」と思いました。

さらにお話を伺うと、フィルターとステップアップリングやステップダウンリングを組み合わせて、ボーリングのピンみたいな形をした物体を作ってしまったそう。これを付けて写真を撮ったら…流石にほとんど何も写ってなかったとか。

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さらに、フィルターの中にベアリングボールを詰め込んでしまったり…。でも、これは強いソフト効果があるものの案外とちゃんと撮れたとのこと。

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2026年3月 2日 (月)

意外と鳴かないメンツでした

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キヤノンフィルム一眼レフのAシリーズは1976年発売のAE-1に始まってから、80年代にかけて全6機種が発売されました。

そのうちの1機種は輸出専用(AT-1)なので、日本では実質5機種。画像の4機種に加えて、A-1があれば国内版フルコンプってところです。

画像の4台は同じ人が持ち込まれたものなんですが、50年前の電子シャッター機だし、巻上げ鳴きやシャッター鳴きの持病があるので、中古カメラ屋としては評価する時にシビアになってしまう部類なんです。今、動いていても鳴いてなくても…と。

持ち込まれたお客さんもそれは十分に承知されていたようですが、今一度ご案内させていただいたうえで、一度は買取り評価額を提示させていただきました。

お客さんにご理解いただき、店内の品物で何か欲しいものがあれば~というご様子だったので「それならば物々交換ということでもう少しプラスしてもいい」旨お伝えしました。

お客さんが店内をご覧になっている間に改めてチェックをすると、思いのほか前述の懸念される部分の状態が良いので、さらにもう少しプラスしてもいいことを伝えました。

結果的にずいぶんと追い金をして、気になられていた他社の一眼レフとレンズのセットを買ってくださいました。

 

 

2026年3月 1日 (日)

飯田さんが好きだったカメラ

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画像のフジカST801を買っていただくお客さんと、このカメラは3年ほど前に亡くなられた写真家飯田鉄さんが好きなカメラだったんですよね~という話になりました。

生前に飯田先生から直接そのことを聞いたことがありますし、きっと何台目かであろう~ST801を買っていただいた記憶もあるので、間違いありません。

その話から数日後に田中長徳先生がご自身のSNSで、40年前に新宿東口の中古カメラ店のウインドウの前で飯田さんから初めて声を掛けられたことや、飯田の鉄ちゃんが好きなカメラがフジカのST801であったことを書かれていて、凄いタイムリーだな!と思いました。

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このカメラ、ボディ前面に「LED」のプレートがあるのは1972年の発売当時、ファインダー内の露出計表示を世界で初めてLED表示にしたモデルだったからのアピール。

ファインダーを覗くと右端に赤いLEDランプが縦に並んでいて、適正露出を示す中央のLEDの上下に3個ずつ計7個のLEDがそれぞれ点灯することで、露出オーバー・アンダーを示すようになっています。

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2026年2月28日 (土)

ひっくり箱

★本日28日は第4土曜日なので、午後2時から全品1割引きサービスの日です! 

 

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1930年代のドイツ製カメラ「コレレ」の6×4.5判です。

一般的なスプリングカメラは2本のタスキで開閉しますが、このカメラは4本のタスキなので開閉がシッカリしている分、少々コツや力がいるような気もします。

今日このカメラを話題にしたのは、ファインダーについて。

キヤノンの最初期のレンジファインダー機には「ビックリ箱」と呼ばれているファインダーがボディ上面に飛び出てくるタイプのものがあります。

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それに対して、このコレレはもともとファインダーが隠れているわけではいないのですが、使用時はファインダーを90°回転させる必要があるので、「ひっくり箱」って愛称はどうでしょう(笑)