我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2024年5月 4日 (土)

カメラマスコット

★ゴールデンウィーク期間中、我楽多屋は5月4日(土)・5日(日)の2日間を臨時休業させていただきます。よろしくお願い申し上げます。

 

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知人からネタ用に貰いました。アクセサリーシューに付けるキャラクターグッズです。ひとつはディズニーのミニーちゃん、もうひとつはリラックマ。

個人的にどちらも全くと言っていいほど関心が無いのだけど、一般的にはかなり有名どころのこれらキャラクターがこういう製品になっているのだなぁ~と興味深く思いました。

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だって、カメラのアクセサリーシューに付けるという発想自体がかなりマニアックじゃないですか。

アクセサリーシューに付ける~こういいうトイ的なものがあるのはかなり前から知っていました。一番最初に知ったのは10年ちょっと前のこと、ご来店されたお客さんのカメラにみかんの形をしたものが付いてまいた。

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これが既製品だったのか?自作品だったのか?は忘れてしまいましたが、その後、何かのキャラクターや猫だか犬だかマスコット化されたものが付いている製品の情報を見ましたし、ガチャであったカメラのミニチュアにはシューへ付ける台座が付属されていました。

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個人的に欲しいキャラクターはあるのか?と聞かれたら、下の画像左側のアンパンマンかな(^^)。右側のは怖いな…(>_<)

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2024年5月 3日 (金)

トプコン35Aといえば~

★ゴールデンウィーク期間中、我楽多屋は5月4日(土)・5日(日)の2日間を臨時休業させていただきます。よろしくお願い申し上げます。

 

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このカメラ「トプコン35A」を見た買取職人が、「懐かしいな、オリンパス35(Ⅳa)と同時期に良く売れたカメラなんだよな」と言うのを今まで何度か聞いたことがあります。

発売時期を調べたら、どちらのカメラも1953年後半。1954年春に買取職人は神戸カツミ堂に就職しているので、仕事を覚えている時期なのでより印象深いのかもしれません、納得ですね。

私の場合、このカメラを見て思い出すのは15~20年前のこと。ちょうど今回のトプコン35Aにもセットで付いて来ている交換レンズのケースを思い出すのです。

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どんなケースなのかというと、ご覧のような金属製の立派なケース。

ローレットがある部分の両側が外れるようになっていて、長い方に80mmレンズを収納します。短い方には可変式のアクセサリーシューが付いていて、80mm用のビューファインダーを収納出来るようになっています。

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思い出すのはこのケースだけではなくて、それにまつわる出来事の方が強烈なんです。あれはがらくた市の長徳先生トークショーの時のこと、その日の商品にこの金属ケースがあって、長徳先生はレンズを収納する側の長い方をコップ代わりにお酒を入れて飲んだんです。もちろん、ボディやレンズとともに長徳先生がお買上げ後の話ですよ。

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言われてみれば、これだけだったらカップにしか見えないかも!?

そして、今回さらに気付いたことがあります。80mm用のフードは金属ケースの中には納まらないんですが、画像のように金属ケースにちょうど被せることが出来るんです。これ、偶然なのか?考えられてのことなのか?は不明です。

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*トプコン35Aについては、過去にも一度話題にしていました。こちらも合わせてどうぞ→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2015/05/35a-9ff7.html


 

 

2024年5月 2日 (木)

ご注意!ストラップ

★ゴールデンウィーク期間中、我楽多屋は5月4日(土)・5日(日)の2日間を臨時休業させていただきます。よろしくお願い申し上げます。

 

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画像はお客さんに見せてもらったデジタルカメラ「オリンパス E-5」に付いていたストラップ。カメラとレンズについての会話をしながら、ストラップ裏面のモシャモシャが気になっていました。

こちらから敢えて聞くことでもないかな…なんて思っていたら、最後にお客さんから「ストラップの裏地の滑り止めが劣化していたので、裏地を全部剥がしてしまったんです~」とのこと。

そういえば、少し前に別のお客さんからも同様の話を聞きました。オリンパスの「瑞光ストラップ」(2017年のカメラグランプリ三冠受賞記念ではなくて、その10年くらい前に何かの特典で配布されたもの)の裏地が劣化したので全部剥がしてしまって、衣類の補修をしているお店で新たに裏地を縫い合わせてもらっている~と。

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なんと!どちらも10数年経過した程度のストラップ。

使用環境や保存状態で劣化の差は当然あるでしょうが、このE-5に付いていたストラップは、最近入手された未使用に近い状態の中古品に付属されていたのだそうです。

うちの店の近辺で2例もあるのですから、同世代のオリンパス純正ストラップをお使いの方は裏地の滑り止めに要注意ですね。気を付けないと、服などを汚してしまう危険があります。

他には私の経験上、もっと古いものですが、30~40年くらい前と思われるニコンとペンタックスの一眼レフに付属していたような黒い細めなストラップ、それの肩当て部分に付いている滑り止めの裏地が劣化してボロボロと落ちて来るのが時々あります。

 

 

2024年5月 1日 (水)

アオハル☂

本日水曜日は、我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

なお、ゴールデンウィーク期間中は5月4日(土)・5日(日)の2日間を臨時休業させていただきます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、お台場海浜公園です。

本日の天気予報も良くないですが、先週の水曜日も雨降りがちな東京でした。

そんなドンヨリ天気も関係ない若者たちなんでしょうね~(^^)

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2024年4月30日 (火)

PEN F を話題にせよ!

★ゴールデンウィーク期間中、我楽多屋は5月4日(土)・5日(日)の2日間を臨時休業させていただきます。定休日の5月1日(水)と合わせて、営業日が少し飛び石的になりますので、よろしくお願い申し上げます。

 

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去年の夏くらいから~買取りのアローカメラの方へ継続して買取り依頼の品を送って来てくださるお客さんがいらっしゃいます。

それらの品物は市場性あるものばかりなので我楽多屋にはほぼ回って来ていませんが、買取職人から伝え聞くところによると、そのお客さんはこのブログを日々楽しみに読んでくださっているとの事で嬉しい限りでございます。

さて、数日前にもカメラ2台が届き、「ぜひ二代目さんのブログで話題にして欲しい~」とのこと。そう言われると話題の切り口が見つかりにくかったりもするのですが…(^^;)

で、1台目。オリンパス ペンF 40/1.4付について「話題にせよ!」の指令で私が思いついたのは~。

アクセサリーシューが付いていたので、それを外してみて、取り付け部のアイピースがまったく欠けていない点に着目しました。

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プラスティック製のアイピースだけでアクセサリーシューを支えるため、シューの重さだけなら問題無いんでしょうけど、ストロボなどを乗せてしまうと、何らかのショックなどを受けてアイピースが欠けてしまうことが多々あったようなんですね。

なので、ペンFはこの部分をチェックする~のが一つの決まり事みたいな感じになっています。

ま、欠けていてもアクセサリーシューを使うことが無ければ問題ナシですし、それ以外の機能面に何ら影響はありませんけどね。商品価値は少し落ちてしまうのです…。

下の画像は過去の画像から探して来ましたが、アイピースが両サイドともに欠けてしまっています。

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2024年4月29日 (月)

接着力に不安が...

★ゴールデンウィーク期間中、我楽多屋は5月4日(土)・5日(日)の2日間を臨時休業させていただきます。定休日の5月1日(水)と合わせて、営業日が少し飛び石的になりますので、よろしくお願い申し上げます。

 

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両側にレンズを付けられるようになっているキャップの話です。

ライカの一眼レフのR用(上の画像内の左)とレンジファインダー機のM用(上の画像内の右)ともに、我楽多屋では比較的ちょいちょい出て来ます。

私は今まで何の疑いもなく純正アクセサリーだと認識していましたが、先日ある人に言われて~実際LeitzやLEICAや品番の表記が何もないので…純正品ではないのかもしれないと自信を無くしています。

用途としては、使わない交換レンズをバッグなどに収納する際にこのキャップの両側にレンズを付けることで、コンパクトに収納したり・バッグの中でガチャガチャせずに収納するためのものなんだと思います。

 

これを真似てユーザーが自分で普通のリアキャップを2個接着している事例は、今までに何度か見たこともあります。

今回出て来たのは同様にニコンのリアキャップを2個接着しているのですが、吊り金具を付けている凝ったもの。

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そうそう、この手のが製品化されているのを以前に話題にしたことありました。「Lens Chenger」ってやつ。あれの用途は収納時の話ではなくて、撮影中のレンズ交換時に外したレンズを地面などに置く必要なく素早く交換するのが目的でした。

このニコン純正リアキャップから自作したのも、それを目論んだものでしょう。ただ、誰がどんな方法で接着したか分からいないのでその接着力が不明。実際に利用するのはちょっと怖いかも...(>_<)

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2024年4月28日 (日)

SKETCH-LIGHT

★ゴールデンウィーク期間中、我楽多屋は5月4日(土)・5日(日)の2日間を臨時休業させていただきます。定休日の5月1日(水)と合わせて、営業日が少し飛び石的になりますので、よろしくお願い申し上げます。

 

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素材は違えど~かなり似ている形状をしているので、これで金魚すくいをしたくなりますね。これなら破けないから根こそぎすくえますよ…笑。

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冗談はさておき、箱に「CAMERA SKETCH-LIGHT」と記されていた、このフラッシュガン。Googleさんでは調べ切れませんでしたが、国会図書館さんのデジタルコレクションで当時の広告を発見することが出来ました。

1935年10月号の「フォトタイムス」に載っていました。岡野製作所というところが製造販売していたようです。

本来はこの下に付ける筒状の部分(多分電池が入っていたりする)があって、ボディのアクセサリシューに装着します。シャッターと発光をシンクロさせる方法は、付属のこのケーブルレリーズありきみたいです。親指で押す赤い部分の横に飛び出ている黒い接点部分と筒状の部分を接続してシンクロさせるようです。

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カメラ用(汎用?)とライカ用があって、このケーブルレリーズ式がカメラ用。ライカ用はライカのレリーズボタンの上に被せられるような形状だった模様です。

値段は拾円。キャッチコピーに「危険絶無・操作簡単・絶対優秀」と謳っています。マグネシウム発光器閃光粉を使う発光手段より安全簡単ということでしょうね。

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『フォトタイムス』12(10),フォトタイムス社,1935-10. 国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1898467 (参照 2024-04-27)

 

 

2024年4月27日 (土)

何も押せない動かないから...

本日27日は第4土曜日なので、午後2時より恒例の全品1割引きサービスを行ないます

 

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個人的にフジフイルムのデジタルカメラを何台も使ってきています。一番最初に使った機種はこちらで話題にしました

また、フジのミラーレス機にも関心はありますが、手を出さずいます。ま、ミラーレス機に手を出さないのはフジに限った理由ではなく、カメラ屋がオールドレンズ遊びに走って気に入ったレンズを溜めこんじゃうと、皆さんのためにならないと思うからです。

さて、これフジフイルムのX-T20って記されていますがホンモノではなくて、プロモーション用のモックです。

「お、これなら持ってても良いかな?」なんて思いましたが...残念なところがありまして、ボタン、ダイアル、レバーが何ひとつ動かないんです。モックとはいえ多少は動くのもあるんですよね。これでは手悪戯のオモチャにもならないなぁ~って感じなので、我楽多屋の売り物にします。

その前に、Xマウントの中華製レンズが売れずに残っているのでそれを付けてみよう!と思いました。

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レンズをモックのマウント部に合わせて回しかけて...「ん?」と思いました。レンズ脱着ボタンも押せないのだろうから、下手にレンズを装着してロックしちゃったら外せなくなる???という危険を感じてやめました。上の画像はほとんど回さず乗せている程度です。

推測するに、多分ロックは掛からずクルッと回ってしまうと思うんですけどね。臆病は最大の危機管理だと思っているので(^^;)

 

 

2024年4月26日 (金)

やたら声を掛けられるそうで

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このニコンF3はお客さんカメラなんですが、こんなお話を聞かせてもらいました。

最近お引越しをされた先でこのカメラを肩から提げて歩いていたら、ご近所の人から「職人さんですか?」と不思議な声掛けをされたそうです。

このお客さん、カメラは仕事ではなくて趣味です。しかし、声を掛けて来た人は世代は違うようですが写真を仕事にされている人だったそうです。それにしても...職人って不思議ですよね?どんな意味で言われたのでしょう?

さらにこのカメラ、山手線の中でも「それはモータードライブが付いているんですよね?」と女性から声を掛けられたり、秋葉原では外国人から「Very Nice👍」と声を掛けられたり、いろいろな人との出会いを作ってくれてるらしいです。

以前から「ライカは人を結び付ける~」的なことはよく聞きますが、今ではライカに限らずフィルムカメラであるだけで、人を結び付ける効果がありそうですね。

ちなみに、私の場合は「何でネームが赤いんですか?」とか聞いてしまいそうです...(^^;)

 

 

2024年4月25日 (木)

色もブランドも違うけど

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ブランド違い同型機のブラック&ホワイト。

ブラックの方は「REVUEFLEX 3003」。

ホワイト(シルバー)の方は「argus CR-1」で、こちらは過去にブラックボディをこのブログで紹介しています。

どちらもアメリカのブランドですが、製造は日本製のOEM品。チノンが造っていたそうです。チノンのOEM品についてはこちらの記事もどうぞ→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2022/01/post-c36d-1.html

冒頭に同型機と書きましたが、違う部分は僅かに2点(赤い矢印の先)。REVUEFLEXの方には巻戻しクランクの至近にバッテリーチェックのボタンがあることと、巻上げレバーの至近に多重露光用のレバーがあること。

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さて、どちらも露出計が全く動かない訳では無いんですが、それぞれちょっと問題があって正常に露出計を使える状態ではありませんので、正しく動いていないとダメな人には向かない個体です。でも、シャッターは機械式でまともに動いています。

これを持ち込まれたお客さん曰く「『1/250秒・絞り8』ほぼOKなわけだし、それで使えない条件なら使わない…」と言われていました。そのくらい大らかな人、どうぞ。