アローカメラ         &我楽多屋

我楽多屋で買った  モノ・マガジン

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2018年7月

2018年7月10日 (火)

眉間のポッチ

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ヤシカの一眼レフ「TL」をよく見たら、「YASHICA」と刻印されたおでこの下、眉間あたりにビスが1本、ポチッとあるのに気付きました。

「こんな目立つところに不細工だなぁ~」と思って、他のカメラを確認してみたら、同じ一眼レフでキヤノンFT系がほぼ同じところにビスがありました。

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が、あまり目立たないのは、ビスの頭が平らで、ボディの面から飛び出していないからなのでしょう。

さらに確認したら、キヤノンでも少し古いFXはビスの頭が平らでないために、ちょっと目立っていまいた。

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気にし出すと気になるもので、そのビスにばかり視線が行ってしまいます...。美しさなんかを意識するならば「ここにビスは無いよなぁ~」と思いました。他の多くの一眼レフでは、ここにビスが無くてスッキリしているし、それで大丈夫なんですからねぇ。

 

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2018年7月 9日 (月)

61年前の美女

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戦後早々にカメラの月賦販売を広めた~と言われている、神田にあった林商会さんが昭和32年に発行した「写真の初歩から」という、写真の撮り方などを詳しく指南した冊子があります。

その序章「カメラの構え方」というページの「応用姿勢」を紹介する写真に目が留まりました。

8種の応用姿勢の中で、タクシーを止めるために手を挙げたような構えで写真を撮る例、腰の横にカメラを構えて振り向きざまに撮るよう例、二眼レフを頭上で天地逆に構えて下からピントスクリーンを見ながら撮る例、二眼レフを腰に当てて横方向を盗み撮る例、この4種の例にかなりな大胆さ!?を感じました。

いや、本当は8種の例のモデルになっている女性の美しさに、まず最初に惹かれたような気もします。

61年前の冊子だというのに、この女性の髪形や化粧、服装などに現代との時代の隔たりをほとんど感じないのです。そして、美しいのです。

上の画像、あくまでも応用姿勢が凄い!というつもりで数日前にFacebookページにアップしたのですが、久しぶりにリーチ数が4桁を超え、いいね!が3桁に迫る勢い。

この反応の多さ、構え方の応用例の大胆さだけではなかった模様、女性に対するコメントを数件いただきましたからね。

全96ページある冊子の中に、この女性が登場するページは他に「カメラの構え方」の基本姿勢のページと、「大きい絞りと小さい絞り」の2ページだけだったので、それもお見せします。

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2018年7月 8日 (日)

DENTAL-EYE

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一般市場にはまず出てくることのない医療向けのカメラですが、京セラはヤシカ時代からその方面向けのカメラにも力を入れていたことを、ご存知な方はいらっしゃると思います。

ここにある「DENTAL-EYE」はお客さんから見せてもらったカメラなのですが、カメラ好きから見てツッコミどころが満載なカメラでした。

一眼レフボディに付いたレンズとワインダー的なもの。実は取り外しが出来ず、ボディと一体化しています。

ワインダー「的」と表現したのは、普通に見ればワインダーにしか見えないのですが、これワインダーではなくてレンズ一体型のリングライトに供給する電源の電池ボックスなのです。

レンズがかなりな大口径に見えるのはリングライトを一体化しているためで、レンズ自体は50㎜/F4。一体化しているので巨大なうえにボディから取り外しが出来ないため、ボディのペンタ部に元々彫られている「YASHICA」のネームが隠れてしまっています。だから、わざわざおでこの上部に「YASHICA」ネームをプリントするという~間に合わせ感が見え見えです。

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裏蓋には専用データバックが付いていて、それの電源は一般的なものと同様にデータバックの横にある電池ボックスから供給します。

で、ボディ自体の電源は?と思いましたが、このカメラは完全な機械式シャッターなので必要ないのでした。

ある意味、ここまで見事にシステム化されているのに、データ写し込みのシンクロ機能はボディ上部のホットシューからビローンとコードでデータバックへ伝えられているのが滑稽でもあります。

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2018年7月 7日 (土)

PENTAX PC35 AF

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ここ最近で3台も続けてやって来た、「オートロン」ことペンタックス PC35 AF。

その3台がすべて動作不良のジャンク品ってのは悲しい限り...。

このカメラ「ペンタックス PC35 AF」、プラスティック製のフィルムコンパクトカメラですが単焦点レンズ35㎜F2.8を搭載していることから、カメラ好きの一部には地味に評判が良かったりします。

なので、半月くらい前に我楽多屋に並べた1台目は、「×」印をつけて200円くらいの値付けをしていました。分解してレンズを使おう!って人に見つけてもらえるかな~と思ったからです。

しかし、これを買って行かれたのは、最近フィルムカメラを始めたばかりの女性でした。

お買上げの時に「シャッター切れてますけど電池入れてもオート機能は利いてないので、使えるとは思わないでくださいね…」と説明しました。「でも、もしかしたら動くかもしれないし…ダメもとで買います」と買って行かれました。

少し前にもジャンク系のフィルムカメラを買ってくださって、満足のいく写真が撮れたようなので「大丈夫です」とのことでした。

1週間くらいしてからでしょうか、そのお客さんが「この前のカメラ、わりとちゃんと撮れていましたよ」と報告してくださいました。

少しお話をさせていただいた感触からして、屋外で撮った写真に限ってよく写っているようなので、電池を入れなくてもシャッターが切れる時の一定動作である、いずれかのシャッタースピード・どこかしらの絞り値・なんらかの距離での撮影が、その時の撮影条件と合致していたのでしょう。それが全撮影カットの半分以上はあったようなので、満足されていらっしゃいました。

ちゃんと撮れて当たり前のデジタルカメラ世代には、意図せず撮れたものでも楽しめるのかもしれませんね。

ただ、これから並べる2台の1台の方はさらに状態が悪いです。電池を入れてない状態で何らかの一定条件で切れるはずのシャッターが切れていませんので・・・。

 

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我楽多屋で買ったモノマガジン更新

田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。

第225回目のテーマは「アルコ35ジュニアというのは、探すとなかなかないものです」です。

こちらより、お楽しみください→http://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/monomagazine3.html

 

*閲覧は2018年10月初旬まで

2018年7月 6日 (金)

豪華仕様な使用説明書

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ペトリのカメラなんですが、使用説明書がとても豪華な作りです。

当時、秋山庄太郎先生がペトリの一眼レフの宣伝をやっておられたのを記憶されている方も多いんじゃないでしょうか~と思います。

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この使用説明書は秋山庄太郎先生とのコラボと言いましょうか、冊子の構成が左ページは使用説明書、右ページは秋山先生の作例となっているのです。

版型は縦195㎜×横210㎜、厚めな紙を使用しています。

本当に立派な使用説明書なんですが、使い方をちょっと確認したい!なんて時には、ちょっと扱いずらいかもしれませんね(>_<)。

 

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2018年7月 5日 (木)

誰が何用に何処で作られたモノ

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ハッセルブラッド用プリズムファインダーには数種類のタイプがあります。

これは露出計が内蔵されていないタイプの最初期型「NC-2」と呼ばれるものです。後期よりのモデルに比べると、アールのあるデザインなどアンティークさが感じられます。

さて、その底面の枠部分にはハッセルブラッド純正品であるにも関わらず、「Made in Germany West for Hasselblad by Novoflex」と刻印されていました。

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「Novoflex」とは、ドイツにあるカメラアクセサリーメーカー。ずいぶんと正直に書かれていて宜しい。

今の時代はこのような裏事情もいろいろありそうで、「Made in Japan for Leica by ○○○」なんてのも実はあったりしそうですが、どうなんでしょ(黙)。

 

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2018年7月 4日 (水)

元町・中華街 その2

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋ともに定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、みなとみらい線の元町・中華街駅です。3年前の夏にもこの駅を話題にしました。

やはり、この駅は外国の地下鉄の駅みたいです。行ったことないけどロシアっぽいのかな…と思ってたら、アトランタ、ワシントンD.C.、ピョンヤン、モスクワ~といろんな都市の地下鉄駅に似ているという声をいただきました。

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2018年7月 3日 (火)

巻上げ軸に隠された証拠

常連Yさんからの話題提供。デジタルカメラ内に記録されている総ショット数じゃないけども、フィルムカメラのこんな部分を見て、撮影本数の多さを感じ取ることが出来る、って話です。

ニコマートは普及クラスのカメラなので、プロ機材のように酷使された個体ってのはあまり見かけないものです。この個体の外観も中古品として美品に分類できるレベルなのですが、かつて病院内で使用されていたもなのだそうです。

さらに詳しいことも分かっていて、日々の診察で患者さんの患部などを撮影していたのだそうです。1患者あたり10枚くらい撮ることもザラだそうなので、1日にフィルム数本撮るなんてことを何年も継続していたのかもしれません。

さて、撮影本数の多さを感じられる場所というのは、巻き戻しクランクを引き上げた時に見える軸の
摩耗なんです。

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画像をよく見ると分かると思います。上の方がすり減って真鍮色が出ていますよね。

試しに、我楽多屋にあった10台ほどの二コマートの同じ部分をチェックしてみましたが、1台もこんな状態のはありませんでした。

 

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2018年7月 2日 (月)

機種名あてクイズ!?

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キヤノンのレンジファインダー機って、ボディに機種名を記していないものがほとんどなので判別をするのが厄介です。

シャッタースピードや巻上げノブの形状、専用フラッシュ用レールの有無などで判別しないといけません。

それが「わかりずらくて嫌だ…」とボソッとFacebookページに呟いたら、いつも見てくださってるSさんから、お手持ちの4台の画像が添えられて「こんな感じです。全部分かりますでしょうか」と、挑戦メッセージ(笑)が届きました。

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カメラ屋のプライドにかけて、「画像からシャッタースピードなどを読み取りずらいのもあるのですが、、、右からⅡD改、ⅡD、ⅣSb改、ⅣSbでしょうか??」と答えました。

Sさんから「プロには簡単過ぎでしたね。失礼致しました。」とメッセージ。

ホント言うと、間違えちゃ~恥ですからアンチョコも確認してから答えましたけどね...。

そしてさらにさらに、Sさんから「こちらも分かりにくいですね。」と画像が送られてきています。これは皆さんも一緒に考えてみてください(^-^)

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