50年前のフィルムとそれ風AI
これは我楽多屋のお客さんが、ご自身の生まれ年(1975年)に期限が切れたフジのネオパンSSで2年前に撮影されたもの。
現像後、あまりにもフィルムが波打って平面性に欠けていたので、そのまま他のフィルムなどと重ねて放置していたそう。最近たまたまそのフィルムを手に取ってみたら、随分とフィルムが滑らかに平面性が増していたのでスキャンしてプリントアウトしたのが、この写真とのこと。
当然フィルムでも確認できる斑点のようなものが、プリントにすると不思議な演出になってイイ感じだと思いませんか?と。
カメラ・写真にはいろんな楽しみがあります。オールドレンズで楽しんでいる人たちの中には、現代のレンズでは味わえない…語弊を恐れずに言えば~性能の劣ったレンズの描写を楽しんでいる人もいらっしゃるわけだし。最近の若い人がフィルム写真に求めているのは、最新のデジタルでは簡単に綺麗に写ってしまうものが、フィルムだとそれが難しい故に起こる~露出不良やボケやブレ自体を「映える(ばえる)」として受け入れている節さえありますからね。
このお客さんとの話ではさらに盛り上がって、AIにこういう処理をさせることは出来るんだろうか?との話にも。
で、「1975年に有効期限が切れた、50年も前のフジフイルムのネオパンSSで撮った、海辺で子供が空を見つめる写真、どんな仕上がりになるかイメージして画像にしてくだい」と、ChatGPTに依頼したら、こんな感じになりました。
★Gallery 463にて、開催中の宮角孝雄写真展「GROUND ZERO HIROSHIMA Love and Peace」は本日12月28日いよいよ最終日です(17時まで)
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