我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2012年2月25日 (土)

VALOO

N191
趣味の世界はどんな分野でもそうなんでしょうが、カメラ趣味の奥の深さも結構なものです。

そして、その中で更にメーカー別や年代別などにマニアさんがいらっしゃるわけで、どちらかというと知識が広く浅くになりがちな我々業者には、太刀打ち出来ないことも珍しくありません。

そんなわけで、これから紹介するアクセサリーについても、当然のように知っている人も多いかと思います。でも、私自身が案外と最近まで正確に認識していなかったので話題にしたいと思います。

この物体、「VALOO」というライカのアクセサリーです。

私は何年も前からライカエルマー用のフードだと思っていました。通常のフードより、ちょっと重くて大袈裟だけど、それは特殊な効果のためと。決して間違った解釈ではないんですけどね。。。

で、その特殊な効果とは、「VALOO」を付けても絞りの調整がし易いってとこ。そう、エルマーはレンズの前面に絞りリングがあるので、フードを付けると絞りの操作が非常にしづらくなるのです。しかし、この「VALOO」は、絞りリングの突起に回転可能な溝を合わせて装着させることで、外から絞りリングを回せるようになっているのです。

が~、どうやら元々は、エルマーを引伸ばしレンズとして使った時とかに、絞りリングを回しやすくするためのアクセサリーなんだそう。

確かに、外観に記された絞り値の向きが、普通に撮影する時のことを考えれば逆向きに記されてるし。

そうは言っても、フードとしても使用可!というスタンスなので、フードという認識が間違っているわけではありません。ただ、数か月前まで私は、引き伸ばし用途を知らなかった~という告白でした。

2012年2月24日 (金)

右手だろうが左手だろうが

N179
私が以前から気になっている、内蔵ストロボがシャッターボタンのある右手側に存在するコンパクトカメラの件。実際、使いづらいでしょ!?と以前に話題にしたことがあります

そしたら、身内にオリンパス勤務の人がいるというお客さんが、「こんな返事をもらったよ!」と知らせてくれました。

「指で発光部を覆ってしまうという事例は、発光部が左手側にあっても、かなりな確率であるんだそうです。」

そこで、店のアルバイトに何にも事情を伝えずにコンパクトカメラを構えさせたら、こんな感じでした。。。。。。

これはヒドい!!内蔵ストロボの発光部が全然見えてません。このカメラは向かって右側、アルバイトの左手側に発光部があるのに、左手人差し指でスッポリと覆ってしまっているのです。

それで気付いたのですが、シャッターボタンを操作しない分、何の迷いもなく!?ガバッとボディの肩の部分を左手左指で覆ってしまう人も多いのでしょう、きっと。また、近年のコンパクトカメラでは、左手でピント合わせたり、絞り動かしたりする必要がないので、レンズ周辺や底面あたりに左手を持っていく習慣がないんでしょう。

それで、オリンパスさんは試しに?発光部を右手側に置いてみたんでしょうね。

ただ、シャッターボタンや巻き上げ軸などが存在する右手側より、左手側に発光部を置く方が構造的にはスマートなため、ほとんどのカメラで左手側に発光部が存在するんだと思います。

また、ポップアップ式の内蔵ストロボについては、それが右手側に存在すれば、それこそシャッターボタン操作の邪魔以外の何ものでもなくなってしまいますから、やはり左手側に存在するんでしょう。

なんか、ようやく納得出来た感じです。お騒がせしました。

25日は「がらくた市」

明日25日土曜は月一回開催の「がらくた市」です(毎月第4土曜日開催)。

銀座松屋で行われている「世界の中古カメラ市」に負けないよう頑張らねば!というわけではなく、、、毎回そうなのですが(笑)、午後2時からは全品1割引きサービス!!

そして、午後2時半から田中長徳先生のトークショーを1階我楽多屋店内で行ないます。よって、4時頃までは店内でのお買い物がしづらくなりますので、ご了承の程お願いします。

2012年2月23日 (木)

間違い探し

N182
自転車のハンドル周辺を写した上の画像、どこかに間違いがあるのですが、お気付きでしょうか?

考えている人がいらっしゃるかもしれないので、ちょっと余談を。

本日23日から銀座松屋にて、I.C.S.輸入カメラ協会主催の「世界の中古カメラ市」が始まります(29日水曜日まで)。うちの店は出店等していませんが、中古カメラ界恒例の一大イベントのひとつですから、皆さんどうぞ足を運んでみてください。そして、25日土曜日は我楽多屋毎月恒例の「がらくた市」です。こちらもよろしくお願いします。

さて、話を戻して。画像内、グレーとブルーのツートン(色は分かりづらいかな…)で筒状の物体が、まるでライト(前照灯)のようにハンドル上に付いていますよね。これ、実はライトではなくて、露出計なのです!!

露出計をこんな所に付けている意味はまったくありません。見た目がライトに似た形状だったので、ただそれだけでのこと。

しかし、この露出計のデザイン、特異ですよね!?

Walz(ワルツ)製の「Snap METER」と言います。厳密にいつ頃のモノか特定出来ていないのですが、50年程前のモノでしょう。

当時の説明書には「世界で最初のスナップ専用露出計」と書かれていて、簡便な測定操作を謳っています。が、ここにあるのは壊れていて、実際に操作が出来ず。。。

現物を見る限り、本体後方に吊り金具があるので、そこに紐を通して首から提げたり出来るし。掌でイイ感じに握れるこの流線型ボディは、確かに持って使いやすいスナップ撮影向きと言えそうです。

N189
 

屋根裏プラハ 5%サービス!!

P1060183
先月末に発売された、田中長徳先生の新刊「屋根裏プラハ」(新潮社)が遅くなりましたが、我楽多屋にも入荷しました。

まだ購入されていない方、どうぞご来店ください。定価2000円+消費税なので、消費税分の5%はサービスしちゃいます!

また、今週末は「がらくた市」です。長徳先生のトークショーも予定していますので、そのタイミングでお買上げいただければ、サインをいただくことも可能かと思います。

よろしくお願いします!

2012年2月22日 (水)

腐ったニコンの行方

N177
先週月曜日に紹介した「腐ったニコン」。5日目を迎えても、「あのニコンFが欲しい!」って人が現れません。

で、土曜日の事、某ニコンコレクターさんに「腐ったF要りませんか?」と、こちらからアピールしてしまいました。ブログであぁ~いった記事を書いてしまった以上、値を付けるわけにもいきませんし、いつまでも、レジカウンター近辺に忍ばせておくのも気が引けたので。

すると、某ニコンコレクターさん曰く「淋しいなぁ。まだ、あったんだあのF。そういう時代になってしまったのかなぁ。腐ったニコンは腐ったニコンで、腐ってもニコンじゃないのか。。。」と。結局は、2,000円以上のお買上げをいただいていたので、お持ち帰りいただきました。

そして、さすが某ニコンコレクターさん、帰り際には「これ、使えるようにしようかな。見た目は汚い状態のままで~(笑)」だって。

ところが、世の中面白いもので翌日の日曜日にご来店されたお客さんから、お会計後に「ブログに出ていた腐ったニコンって・・・?」と尋ねられました。

あぁ~なんてタイミングなんだぁ~と思いつつ、悔しがられるかもしれないけど・・・、前日の経緯を話したところ「また機会があるでしょうから!」と明るくお返事いただきました。

きっと、もっといいジャンクニコンFが見つかりますよ!(祈)

ちなみに上の画像、私があの腐ったニコンから分捕ったネームプレートではないですよ。これは前から部品として転がっていたモノをお遊びで撮ったまで~。

2012年2月21日 (火)

わくわく通信 Vol.8

M-1[1]

M-1[2] M-1[3]

常連Bさんからの久々のわくわく通信です。

 

久しぶりにメールします。

先週の日曜日に長徳さんの「屋根裏プラハ写真展」に行ってきました。その会場での出来事です。

最近はOM-DがWeb上でも話題のようですが、四谷銀塩派としては元祖はM-1だ!とばかりにOLYMPUS M-1を引っぱり出して写真撮ってます。当日も途中写真撮りながら出かけました。

会場でOLYMPUSの関係者の方から「M-1とレンズはめずらしいですねえ」と声をかけていただきましたが、特に「この標準のフードがこんなにきれいなものはめったに見ないですねえ!手に入らないですよ!」と、感心しきりでした。

そこで、その場で一緒だった常連Hさんと声をそろえて、「このフードなら四谷のアローカメラの我楽多屋さんによくありますよ!」とご紹介しておきました。今度行ってみるそうです。

今年はM-1が登場して40年です!OM-Dもいいけど元祖M-1とMレンズも、まだまだ現役で使っていきたいと思います。

ほめてもらった我楽多屋さんで購入したフード付きの自慢のM-SYSTEMの写真を送りますね。

またわくわくを探しにおじゃまします!

常連Bより

 

なんだか、我楽多屋の宣伝をしていただいちゃったみたいで感謝感謝です。でも、嬉しいような、くすぐったいような(笑)。

で、そのOM標準レンズ用のフード。我楽多屋に今現在、3個ありますよ。

それから、「オリンパスM-1」については本ブログでも話題にしたことがあります→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2009/05/post-fee5.html

2012年2月20日 (月)

PaxじゃなくてPal

N173
「Pax」というカメラは35㎜フィルムを使う、コンパクトでありながら非常にシッカリと作り込まれたカメラです。

例えるなら、ライカを二回りくらい小さくしたイメージ。大きさから連想するトイカメラっぽさは、皆無です。以前、ゴールド仕上げのPaxを紹介したこともありました。

どこの国のカメラ?という人もいるでしょう。我が日本製のカメラですよ。底面に立派に「MADE IN JAPAN」と記されてます。

N174

今回紹介するのは、そのPaxのRudyというモデルと同型の「Pal 」というモデル。いや、モデルというよりは、「Pal 」ブランド!?どこにも「Pax」とは書いてませんから。

ただ、前面にある赤いバッジには、レンズの絞りをイメージしたようなデザインの中に「y」の文字。これは、「Pax 」の製造元である大和光機の頭文字でしょう。

また、レンズには「Colour Luna 」って表記されてます。変わったレンズ名。

「Color」でなくて「Colour」、イギリス英語では「u」が入るそう。イギリス向けに輸出されたものなんでしょうか?でも、同型のPax Rudy(国内販売されてる)もレンズ名は同じなんですよ。

ただし、Towerブランド(これは明らかにアメリカ向け)で販売されたPaxに付いていたレンズは、「u 」のない「Color Luna」だそうです。

ん~、輸出する場所によって名称を変えていたのか、そんな深い意味はないのか詳細は不明ですが、「Pal 」が希少品であることには変わりありません。

2012年2月19日 (日)

銀塩派写真学生

N175
我楽多屋銀塩組の若きホープH君が日芸生になった~というお知らせをしたのは、早いものでもう3年程前のこと。この春には4年生になろうとしています。

そして、いつの間にかカメラ誌の取材を受けるような大物!?になっています。先月末発売のカメラマガジンNo.16に、H君が4ページに渡って取材されています。すげぇー、自室で足を組んで写っちゃったりしてます!!

そう、1年ちょっと前にもお知らせした、H君のモノクロプリントサービス「HTP(堀野テクニカルフォトサービス)」は、今も継続して、うちの店で取次ぎを行っておりますよ。

窓口の減少や納期の長期化などが目立ってきている最近のDPE。また、値段を気にする人もいらっしゃいますが、カラーに関しては、実際それほどメチャメチャ値上げがされているわけでもないと思うのだけど、モノクロに関しては…厳しいですね(だからといって利用しないと、もっと環境は厳しくなってしまうのですけど)。

HTPはモノクロの良さを手頃に楽しんでもらおう~という発想のもと、基本、うちの店のお客さん限定でH君がプリント作業をしてくれる~ってサービスです。いちおう価格は手頃におさえてくれていますが、納期はキッチリと規定はされていませんので急ぎの対応などご遠慮ください。

関心のある方は、我楽多屋へご来店のうえ、ご相談ください。参考までに料金は、大キャビネ判RC100円・バライタ200円、四ツ切判RC600円・バライタ700円。また、こちらも参照ください→
http://arrow-camera.weblogs.jp/blog/2010/12/htp.html

長徳先生に「ガスマン」の別名をもらったH君のプリントをお試しあれ。現像も受け付けてくれるそうです。

*「ガスマン」/20世紀を代表するフランスの写真家アンリ・カルティエ・ブレッソンの現像・プリント作業を任されたラボマンのこと。

2012年2月18日 (土)

高梨豊さんの講演会

N171
四谷系写真情報の緊急版です!

うちの店から歩いて近道で5分、遠道で10分くらいのところにある「新宿区立新宿歴史博物館」。

そこで、19日(日)に写真家高梨豊さんの講演会があります。テーマは「あの頃の学び舎と思い出」です。

高梨豊さんといえば、1960年に写真家として活動を開始されて以来、コマーシャルやファッション分野の第一線で活躍されていらっしゃいますが、「都市」を主題とした作品も長年撮り続けられています。

また、新宿区牛込に生まれ、新宿区立津久戸小学校の卒業生であることもあって、今回、18日(土)から開催される「協働企画展 新宿区立小学校 ―受け継がれた学び舎の宝―」の記念講演会として、高梨豊さんが講演をされるそうです。

新宿博物館さんとしても、あまり前例のない企画とのことでここだけの話、席にまだ余裕があるそうです。

  • 平成24年2月19日(日) 午後2時から午後3時まで
  • 新宿区立新宿歴史博物館 2階講堂
  • 新宿区三栄町22番地
  • 電話03-3359-2131
  • http://www.regasu-shinjuku.or.jp/rekihaku/
  • 定員100名
  • 参加料/無料(ただし、企画展へ入場するための鑑賞券(一般200円)が必要になります)
  • 申込方法/本来は当日までに所定の申込が必要ですが、このブログを見た方は時間ないので、当日直接来場しても大丈夫とのことです。

内容的には、新宿歴史博物館の企画ということもあり、高梨さんが母校の思い出や地域のようすをお話しされたり、廃校となった新宿区立の小学校も写し撮られた代表作「地名論」と絡めたお話しもあるそうです。 

協働企画展記念講演会チラシをダウンロード