間違い探し
自転車のハンドル周辺を写した上の画像、どこかに間違いがあるのですが、お気付きでしょうか?
考えている人がいらっしゃるかもしれないので、ちょっと余談を。
本日23日から銀座松屋にて、I.C.S.輸入カメラ協会主催の「世界の中古カメラ市」が始まります(29日水曜日まで)。うちの店は出店等していませんが、中古カメラ界恒例の一大イベントのひとつですから、皆さんどうぞ足を運んでみてください。そして、25日土曜日は我楽多屋毎月恒例の「がらくた市」です。こちらもよろしくお願いします。
さて、話を戻して。画像内、グレーとブルーのツートン(色は分かりづらいかな…)で筒状の物体が、まるでライト(前照灯)のようにハンドル上に付いていますよね。これ、実はライトではなくて、露出計なのです!!
露出計をこんな所に付けている意味はまったくありません。見た目がライトに似た形状だったので、ただそれだけでのこと。
しかし、この露出計のデザイン、特異ですよね!?
Walz(ワルツ)製の「Snap METER」と言います。厳密にいつ頃のモノか特定出来ていないのですが、50年程前のモノでしょう。
当時の説明書には「世界で最初のスナップ専用露出計」と書かれていて、簡便な測定操作を謳っています。が、ここにあるのは壊れていて、実際に操作が出来ず。。。
現物を見る限り、本体後方に吊り金具があるので、そこに紐を通して首から提げたり出来るし。掌でイイ感じに握れるこの流線型ボディは、確かに持って使いやすいスナップ撮影向きと言えそうです。