昨日に続いて、我楽多屋の案内めいた内容にもなりますが、我楽多屋のお客さんの9割がたは男性です。
先日、珍しく女性の、それも私48歳のジジイから見て、二十歳に届いていないような女子がご来店されました。
ドアを開けて入って来るなり「こんにちは~」と女子からの挨拶。「いらっしゃいませ」と言っても、何の反応もしない男性陣もいらっしゃる中、素敵な対応(^-^)。
店内を物色される女子。しばらくして気が付くと、肩から提げられたトートバッグにチェキのプリントが飾られていました。気になったので、何かお買い上げいただいたらお声がけしようと思いました。
品探しをされていらっしゃるお客さんに、こちらから「何をお探しですか?」とか「お手伝いしましょうか?」とか、基本お声がけしないのが我楽多屋。宝探しを楽しんでいらっしゃるお客さんもいらっしゃいますし、何か探し物をされていても、それ以外のモノを見つけて喜ぶお客さんもいらっしゃるからです。
逆に質問されればお答えしますし、あまり雑に品物を扱うお客さんにはこちらからお声がけします。
さて、先程の女子が何か探されている間に、男性陣が3~4人ほどご来店され、程なくその女子は探し物が見つからなかったのか!?そのまま帰られてしまったので、お声がけするタイミングを逸してしまいました。
カメラ女子には積極的にお声がけするようなお店もあるようですが、女子だからって特別扱いするのは嫌だし、女子だけには面倒見がいい店~なんていうのも好きじゃない。
さて、後から調べてみると、こんなトートバッグが売られているようです。その名も「チェキトートバッグ」。バッグの外側片面にチェキのプリントを差せるポケットが15個並んでいます。
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我楽多屋にあるカメラはほぼ100%が現状売りですので、出品前に整備点検しているカメラはほぼ皆無です。
でも、値付けをしないといけないので、当然ながら簡単な動作チェックはしております。ここが、市場性の低いカメラ・レンズは味噌も糞もジャンク棚やジャンク箱へ移してしまう店との違いでしょうか。
なので、稀に「他より高い」と言われることもあります。でも、それは使えることをいちおうチェックしているから。使えるモノまで壊れたモノと一緒にして、ガチャガチャするのはカメラに対して失礼!ってな考えもあります。
さて、その動作チェック。ある意味おおまかですけどね。
電池を必要とするカメラは電池を入れて、オート機能が正確そうかどうか。それがダメでもマニュアル操作をすれば使えるのか、などをチェックします。また、電池を必要としないカメラも含めて、低中高速シャッターがどうか?ザックリと確認。レンズはカビやクモリの有無、有っても使えるレベルなのかどうか、絞りは動いているかなど~のチェックをしてます。
なので、「OK」といっても、大らかにみてOKです、現状でOKです。
そして、「低速ネバる」とか「クモリ少し」とか、気になるチェックの結果をなるべく小さな値札の中にメモ書きするようにはしております。ただ、ファインダー汚いとか~覗けば分かるような場合は、書いてない場合も多々あるのでご了承ください。また、その値段から明らかに使えないものと判断できそうな場合も未記入だったりします。
何で改めて、こんな説明をしたかといいますと、田中長徳先生がご自身のSNSやブログで、最近お買い上げいただいたトプコンRを気に入って使われていることを画像付きでアップされていらっしゃいます。
そのトプコンボディに「3,800円」の値札が貼ってあって、それを見た人が「安い!」的な反応をされていらっしゃったからです。あの個体、ファインダーがわりと汚なめで、シャッターもどこかイマイチだったのです。
長徳先生的には、写りに影響するわけじゃないのでファインダー汚れを気にされないし、シャッターも不調な癖を理解したり、そこを使わなければいい~という割り切りをされていらっしゃる、そう!大らかに見てくださってるんです。
リンクを貼った長徳先生のブログ記事内には、その後にトプコールをお買い上げいただいたことも載っております。これについては、正直、私のチェック漏れでした(^-^;。ヘリコイドが固着していることはチェック漏れでして、記事にもあったように値下げ対応になりました。
大らかになることで、かなり幅が広がりますよ(^-^)。それが我楽多屋です。
中古カメラ・レンズ遊び、他にもいろんなタイプというか、ジャンルがあります。事前に整備点検されて初期不良などの保証がある中古買いもいいですし、ジャンク箱の中から自分の目を効かせて掘出しモノをGETするのもいいです(←ただこの場合、既にジャンク箱の中でガチャガチャにされているのは悲しいこと)。皆さんがその目的やご自身のタイプに合わせて、お店選び出来るところにも面白みがあるのかもしれません。
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もう何年も前からご来店いただいているお客さん。数年前にご遠方の出身地へ戻られたので、来店機会は減ってしまいましたが、昨日午後ご来店くださいました。
お話によると、お仕事で数日間中国へ行かれていて、激務でお疲れの帰国後早々に銀座へ。買取名人出身の三共カメラさんで<壊れている~>の覚悟で、この「リコー35 De Luxe」を購入されたそうです。
経験上、シャッター動かないのは固着が原因と推測して、購入後に食事しながら何回かシャッターを連続で切っていたら復活したそうです。
早速フィルムを装填して、その後に我楽多屋へ。革ストラップをお買上げ即装着~の画像です。
更に聞くと、「いつどこで琴線に触れるカメラに出会うか分からないので、フィルムはいつも持ち歩いています。」とのこと。
「え?仕事で行かれた中国へも?」と質問すると、もともとコンタックスT2あたりを持参する予定だったらしいのですが、出発前のバタバタでカメラは忘れてしまったもののフィルムだけは中国にも持って行かれていたそうです。
うちの店を出る前に首から提げられて、ご機嫌な感じでお帰りになられました(^-^)
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今日はかなりおふざけ。
今や...いや、今のデジタルカメラでは巻上げという行為自体が必要じゃないので、「今や」はおかしいなぁ。
フィルムカメラにおいて、その歴史の中で晩年...いや、「晩年」と言ったらもう終わってしまっているみたいだなぁ。
AFカメラが主流になった頃からなので1980年代後半くらいから、フィルムを巻き上げるという行為はカメラボディ本体にその機能が組み込まれてしまいましたが、その前の世代、巻上げレバーが付いて指でフィルムを巻き上げていた時代には「ワインダー」や「モータードライブ」と言って、カメラボディの底に取り付けて、モーターの力で巻上げをするカメラアクセサリーがありました。
当初はプロが使うアクセサリーという印象が強く。ある程度普及して来てからも、予算的に無理をしてカメラボディを買ってしまうと、ワインダーやモータードライブまでは予算が回らなかったりして、、、やはり少し高嶺のアクセサリー的な存在で憧れたりしたものです。
で、その憧れの意を込めてっ!
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アーガスというと、「レンガ」とか「お弁当箱」の愛称がある『C3』という真四角のカメラをイメージしがちですが、こんなカメラもあったのですね。
「argus a-four」といいます。
外装の多くはベークライトっぽいのですが、正面から見て「T」の字状に見える部分などは金属で、見た目から想像するより重みもあって、シッカリと造られた感じです。
使用フィルムは35ミリだし適当な大きさなので、気軽に持ち出して使えそうなカメラ。
先週のノリで続ければ、「フランス製カメラ」「チェコスロバキア製カメラ」につづいて、「アメリカ製カメラ」ですね。
フランス国旗もチェコスロバキア国旗もデザインは違えど、青白赤の3色でしたが、アメリカの星条旗も使われている色は青白赤の3色ですね。
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もうかれこれ10年近くご来店くださっている、通称「ペトリさん」。その名の通り、独自にというか趣味でペトリのカメラを収集・研究されていらっしゃるお客さんです。
ペトリカメラの全盛時代は、日本のカメラ全盛期と言っても良いであろう50年ほど前のことですし、もともとが大衆機なので、現存する比率は高級機などに比べて低くなります。
よって、ペトリさんにしても最近は気になるものをGETする機会が減少しているようなのです。
が、先日ご来店いただいた時に「今日はお見せしたいものが数点あるんですけども…」と言いながら、カバンから取り出されたのが複数台のペトリ。
ただ、どれもペトリがカメラを販売していた晩年に近いモデルばかり。実はそうなると、製造は自社でしていないんですよね。コシナ製ペトリなんかが多い。
で、ペトリさん「こうなってくると、自分が何をしているのか分からなくなってきましたよ。ペトリじゃなくて、コシナを集め出しているみたいになって来ている…」と嘆かれていました。
これはもう、いろんな意味でペトリ病の末期症状ですね。
そして、さらに110カメラのズーム付きまでありました。
今回見せていただいたカメラは、この1ヶ月くらいの間にリサイクル系のお店などで発掘されたものだそうです。
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「PRAKTICA(プラクチカ)」といえば、ドイツのペンタコン社製一眼レフカメラに付けられた名称。
今回出てきた「BX20S」という機種。機能的には手動巻上げ巻戻し、絞り優先AE付きのMFカメラです。また、そのデザインやプラスティック外装から1980年代以降のカメラであると推測。なので「ドイツの自国製ではないだろうなぁ~?」と思いました。
何故ならば、ドイツのカメラメーカーは1950年代後半に一眼レフが登場してから、戦後追い付け追い越せの勢いで成長してきた日本メーカーに急接近され、1970年頃にはその勢力が完全に逆転されてしまったと言っても過言ではなくなります。
なので、その頃のカメラの中には、エキザクタやアーガスなど海外ブランドを掲げていながら「MADE IN JAPAN」のカメラが案外と多くありますし、ローライやフォクトレンダーなどのドイツ勢も製造はシンガポール製だったりします。ライカだって一時期ミノルタと共同開発してました。
しかし、「BX20S」の底面を見ると、「MADE IN GERMANY」の文字。
そして、前面の下方には「Schneider(シュナイダー)」の文字も。シュナイダーというとレチナやハッセルなどにレンズ供給しているレンズメーカーですけど、1990年にプラクチカを製造していたペンタコンを吸収合併していたのですね。
さらに調べてみると、このBX20Sは1990年ペンタコン時代に完成した機種だけども、ペンタコン時代に作られた個体はほんの僅かだそうです。その後1992年に製造再開されて、このように「Schneider」ネームが記された模様。で、10年弱作り続けられたらしいです。
でも、あれですよねぇ...日本ではもうAFカメラが主流になった時代。あえて、当時の日本のMFカメラに注目すると、ペンタックスではP30Nが1989年発売、キヤノンでは国内のMF一眼最終機T90が1986年発売、ニコンでもほぼ同じ内容のNewFM2が1982年発売(FM3Aは除く)。こんな感じです。
それゆえ、当時の日本には入ってくる隙もなく、今こうやって出て来るとレアもの感が強いのでしょう。
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田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。
今回で第218回目!テーマは「日本で3番目のペンタプリズム35ミリ一眼レフ」です。
https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/monomagazine2.html
*閲覧は2018年2月初旬まで。