我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2009年7月25日 (土)

アーガスC3

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先日、アローカメラで買取り、我楽多屋に並んだ「アーガス(argus)C3」を見て、うちのアルバイトが一目惚れしてしまったのです。

日頃から、アルバイト代やお小遣いを切りつめて、フィルム代や現像代に使わなければならない大学生なりの悩みどころ・・・。お財布の中身と相談しながら、一度は断念。「次のシフトの時にまだ売れないで残っていたら、また考えます~」と言って帰っていきました。

数日後、再びアルバイトの日。アーガスC3はまだ残っていました。その日の閉店後、最後の最後まで考えて、彼女はアーガスを連れて帰ることを決断したのでした。

一通り、カメラの機能とか操作方法とかの確認はしていたようですが、それ以上に、このデザインに惚れ込んでしまったようです。手に取っては、眺めては、かわいい~素敵~と言っていました。こんなカメラの買い方は相当なカメラ好き!?いや、カメラをファッションの一部として捉えているのかもしれません。

たしかに、昨今のデジカメなどとは大違いの独特なデザイン。画像のように、居酒屋さんのテーブルの上でスポットライトを浴びている姿も、とても魅力的であります。

次の悩みは、この大きなカメラを首から提げるのに、どうするか?のようです。残念ながら、ケースは付いておらず、カメラ自体にはストラップを通す吊り金具がないのです。

 

・アーガスC3/1939年からマイナーチェンジしながら18年間に渡って製造されたアメリカ製のカメラ。その大きめな直方体のデザインから、アメリカ本国では「レンガ」、日本では「お弁当箱」という愛称がある。距離計連動の機械式レンズシャッターカメラ。シャッタースピードは、B・T・1/10~1/300秒。レンズは50mm/F3.5。131mm×86mm×68㎜、765g。