バルナックライカの底ケース
初期のライカ(バルナックタイプ)はフィルムを装填するときに、フィルムの先(通常のベロ部分)を細長く切らないと装填が上手くいかないこと、ライカ使いでなくても知っている人はそこそこ多いんじゃないかと思います。
ただ、細く切らなくても名刺など薄いカード状のものを使えば、フィルム装填がまずまずスムーズに行えることを知っている人、実際にそうしている人も案外と多いんじゃないかと思います。
実際にそうしている人の中には、そのカード状のものをライカボディの底ケース背面部にあるポケット状になっている所にしまっている人いらっしゃいますよね。
でも、あのポケットはそのためのカードをしまっておくために作られたものではないこと。これについては勘違いしている多いと思います。実は私も数日まで知りませんでした。
そもそも、メーカー自体がカードを使ってフィルム装填することは勧めてないですからね。
じゃあ、あのポケットは何なのか?
もともとライカのボディ自体、背面の中央部分に力が加わって微妙に変形することでフィルム面にかかる圧が均等で無くなることが有り得るそうで、その対策として底ケーズの背面部分に金属製の薄い板を入れているんだそうです。
下の画像を見ると、背面のポケットの中に茶色い薄いものが入っているのが見えますよね。これが薄い板状の金属に布を貼ったもので、これがボディ背面中央部にかかる外圧からボディを守っているのだと。
でも、勘違いしちゃう要素として、昔、ライツがあのポケットにしまえるサイズの露出換算表なんかも用意していたというから…。
今回一緒にあるもう一つの底ケースのポケットには、こんなカードが入ってました。インポート証明書というもの。
今回このポケットの意味を教えてくださったお客さんからには、他にもこれらバルナックライカのケースについて諸々教えていただきましたが、書ききれないので~また機会があったら。
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