オリンパスワイドの前面に「W」の文字プレートが貼られているモデルは、時々見かけます。
これは初代オリンパスワイドに続くセカンドモデル、「オリンパスワイドⅡ」の『後期型』に貼られたものなんだそうです。
この「W」のプレートですが、だいたいが銀色をしています。稀に金色がかった銀のも見たことがあります。でも、ここにある個体は緑色をしています。
「この緑は何なんだろう?」と思っているところに、販売されていた1960年前後をよく知る田中長徳先生がご来店されたので聞いてみると、「当時は緑でしたよ」とのこと。
銀色や金色がかった銀のプレートは、緑色が落ちた上に退色していく過程の色なんでしょうね。
半世紀が経過した今、これだけ緑色がキッチリと残っている個体はなかなか希少と思われます。
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プロカメラマンなどが、カメラに記されたブランドネームに黒いテープなどを貼って隠していることがあります。
この理由にはいくつかあって、ガラスなどに文字が映り込むのを防ぐためだったり、スポンサーの都合上の配慮だったり、その他もろもろの理由で目立たなくするためだったりします。
数日前にやって来たオリンパスOM-1は、ペンタ部の「OLYMPUS」のブランド名と、その脇の上面の「OM-1」の機種名が黒いパーマセルテープで隠されていました。
その貼り方が多少雑なあたりから、アマチュアがこだわりで貼ったものではなくて、プロが使っていたものだろう?との推測が出来ました。
さて、これを我楽多屋に並べて売るにあたって剥がすかどうか迷いました。以前なら躊躇せずに剥がしたのですが、少し前にこんなことがあったからです。
カメラボディにベタベタといろいろな操作指示や覚えなどのメモ書きが貼られたカメラがあって、これを剥がすのが大変だった~という話題をブログネタにしたら、数名から「剥がさないで欲しかった」というコメントが寄せられたからです。少数意見ではありますが、これも非常に貴重な意見であります。
ただ、あの時は剥がれかけた部分がベトベトしていたりボロボロ落ちて来るので、「剥がした」という店としての正当な?判断がありました。
今回のOM-1については、ベトベトやボロボロの懸念はありませんでしたが、「機種が何か分からない」という意見が多数派であろうという判断で「剥がしました」。
カメラアクセサリーも日々その数を見ていると、パッと見ただけで「何これ?」と不審なモノに気付けるようになるものです。
この花形フードからも、すぐに不審な匂いを感じました。
削って自作されたものだなぁ~というのと、ベースになったフードの推測も出来たので、オリジナルな状態のモノが我楽多屋の在庫にあったので並べて比較もしてみました。
アサヒペンタックスSPあたり用の標準レンズ用フードがベースで間違えなさそうです。
しかし、キレイに加工されていますよね。素晴らしい。
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二代目ブログを始めてほぼ10年。初年度あたり多少は空白の日もありましたが、以後は毎日更新を継続しています。
読んでくださってるお客さんなどから時々、「よくネタが続くよね?」と聞かれることもありますが、日々いろんな品物が出入りしますし、いろんなお客さんともお会い出来るので、ネタ探しもそんなに苦にならないのです。
でも、稀にネタが見つからずに焦ることもあります。
実は今週始めにそんな時がありました。
で、私物なんですが、、、「ペトリカラー35」と「ペトリコンパクトE」なんぞの元箱を持っているので『珍しいでしょう~!』的な内容にしようと思いながらも、それでは自慢話に過ぎないな…なんて思って少し躊躇してました。
そんなこと考えていたら、先日ご持参のカメラをブログネタにさせていただいたKさんがご来店。「話題にしてもらったお礼代わりに、面白いものを持って来ました」と言って見せてくださったのが、なんと!「ペトリプロ7」の元箱。
もう金色に輝いている時点で、私の負け。。。
そして、このカメラの最大のウリであろう、軍艦部上面にある露出表示部が誇らしく?描かれていました。(いや、こんなに大きいと返って安っぽいくないか…)
中には、ケース、説明書、愛用者カード、透明で凝ったフィルムローディングの案内板、販売店向けと思われる仕入れカードまで見事に揃っていました。
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フィルムカメラのAF一眼レフボディで、グリップ部や後ろ蓋に貼られた樹脂が加水分解って言うんですか!?、ベトベトになっているモノをチラホラ見かけます。これは案外といろんなメーカーのカメラで見かけられることです。
同じように、レンズの鏡胴に貼られた樹脂がベトベトになっているのは、レンズメーカー製の某ブランドのレンズでたびたび見かけます。
これ本当に厄介で、何か適当な溶剤で拭きあげてみると一旦は良くなる場合もなりますが、程なくまたベトついてきたり、下手な布などで拭くと布が貼り付いてしまったりします。
さらに度を超すと、手で触っただけで手に付着して来て手が黒くなる。。。なんてことも。
ご遠方から宅配便で送られて来た品物に、この悪しき症状が出ているのがあると、包んでいたタオルが貼り付いていて、剥がしたらケバケバが付いてしまっていたり。包んでいた新聞紙が貼り付いてしまい、剥がそうにも剥がれない…なんてこともありました。
ここにあるレンズ、「21-35㎜」なんていうちょっと魅力的な広角ズームで、レンズの内部はそこそこキレイなのに、鏡胴がベトつき始めています。
画像をよく見ていただくと、水玉模様じゃないですが、、、丸い跡がいくつも付いています。これ、エアキャップ(俗にいうプチプチ)の跡が付いてるんですね。さらに、この画像を撮ろうと思って、テーブルの上に置いたまま持ち上げずに少しズラしたら、テーブルに黒い跡が付いてしまいました。それもちゃんと写るように撮ってます。
まぁ、最終的にはやってみようという人の自己責任ということでいいので、こんな方法が効果的だったよ~なんていう情報があったらお寄せください。
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田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。
第219回目のテーマは「ライカMPみたいなアイレス2」です。
こちらより、お楽しみください→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/monomagazine3.html
*閲覧は2018年2月初旬までです。
高級系のフイルムコンパクトに限らず、普及クラスでも単焦点のフィルムコンパクトはズーム機よりもともとマニア受けする傾向のあるカメラでした。
ただ、ここ数年はいよいよフィルム式カメラ勢力の限界か~という感じなのか…、それもイマイチな時期が続いてたような気がします。
それが今年に入っていつ頃からでしょう?また少し人気が回復して来ているようなのです。
フィルムを始めたい~という若い人に注目されているのか?写ルンですの次のステップにこれらのカメラなのか?
例えば、オリンパスミューやコニカビッグミニ、ニコンミニなどなどが、それにあたります。
ただ、一度人気が落ちてしまったので、その間に家のどこかに潜り込んでしまったり、場合によっては処分されてしまったり、さらには製造から20年近く経過している機種が多数なので故障等でお釈迦になった個体もあるのでしょう。
ちょっと探している人、欲している人が増えただけで、需要と供給のバランスが崩れてしまっているので、時として、ずいぶんな値付けで売られていたりもするようです。
もう造られることは無いであろう、これら分類のカメラ達。今、使えているモノをみんなで大事に使って行くしかないのでしょうね。
注)画像の個体にある「F」の飾り文字は、後からお遊びで貼ったものです。
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本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋ともに定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。
二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、上野公園です。上野公園の東京芸大近くで見つけた「自由な女神」。
この「自由な女神」はもともと、宮城県多賀城市のパチンコ屋さんの看板だった「自由の女神像」。その店が閉店後、宮城県石巻市に中瀬公園のモニュメントとして引き取られましたが、東日本大震災の津波に遭遇して一部欠損。それでも立ち続けていたものの、3年後に耐久性の問題から、上半身だけにされて石巻市の倉庫へ移動を余儀なくされました。
でも、再建の予定がないことから芸大の学生さんが卒業制作用に引き取って、現在ここに展示されているのだそうです。2019年3月以降の移転先も模索中のようです。
AFカメラの時代になってから、多くのカメラがストラップはボディにある、それ用の通し穴に直接通せるようになったので必要なくなった「環」。
でも、「環」を必要とするカメラにとっては、ストラップとボディを繋ぐ重要なパーツです。
丸型、楕円型、三角型、半円型など微妙に見た目の差がありますが、この部分(下の画像参照)に着目したことは、あまりありませんでした。
カメラの付属品で付いてくる環(右側)では、さすがに気を遣った仕上げになっていて、中間部を少し折り曲げることで、端が引っかかたりしないような工夫がされてます。
しかし、東急ハンズで安く買ってきた環(左側)では、中間部を曲げていないので、端が剥き出しになる粗い作りになっていました。
この差に気付かせてくれたのは、かなり昔のカメラ(機種は忘れてしまいました…)に付いていた環。端が斜めにカットされる手の込んだ仕上げで、ほとんどつなぎ目を意識させないほどの仕上げなのです。
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