ジュピター-12のリアキャップ
ロシアレンズの「ジュピター(JUPITER)-12」は35mm/F2.8の広角レンズで、後ろ玉が剝き出しなうえに大きく突出しているのが特徴です。カメラによっては後ろ玉が干渉してしまうものがあるそうですが、正確に把握していないので…ここでは触れません。
このレンズのリアキャップ(上の画像でレンズと並んでいるのはオリジナルのキャップです)が案外と無いので、皆さんいろいろ工夫されたりしているようです。
キャップが無い場合に一番安心な方法は、ボディをリアキャップ代わりにしてしまうこと。保管する際はそれで解決します。でも、ボディ1台で外に持ち出した時にジュピター12を外して他のレンズに付けかえる場合に困りますね。
なので、やっぱりリアキャップの代わりになるものがあれば良い訳で~。
以前、話題にした時にフィルムケースがキャップ代わりになる~話をしましたが、今日はどのフィルムケースがいいのか?を試してみました。
画像の4つのフィルムケースは、左から「フジ」「コダック」「コニカ」「?(不明)」です。
この中でバッチリなのは「コニカ」でした!イイ感じのテンション掛かって奥まで入るので、ケース側を持っても外れません。
「フジ」は奥まで入らないうえ、テンションも掛かりません。「コダック」と「?」は奥まで入るのですが、同じくテンションがかかりません。なので「コニカ」以外は置いたレンズに被せておくだけならホコリ除けにはなりますけど、持ち出した際にカバンの中に入れたりすると簡単に外れてしまったりすると思います。
*フィルムケースおよびレンズとも世代による形状の差があるかもしれないので、この検証が絶対とは言えません。ちなみに、レンズについてはシリアルナンバーから判断して1984年19887年1988年製造の3本で試してみました。この点をご考慮のうえ参考にしてください。
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