TとSとM
先日、過去のブログ記事を見てくださった方から、ミノルタフレックスのピントフードに記されたマークについてのお電話をいただきました。
当時のブログで「T」「S」「M」の3文字を模ったであろうマークについて、私は~千代田光学の「T」、精工の「S」、ミノルタの「M」と解釈したのですが、いただいたお電話で違う解釈の提案をされました。
千代田光学精工(前身であるモルタ合資会社、さらに前身である日独写真機商店も含め)の創業者である田嶋一雄氏の名字TaShiMaの「TSM」という解釈でした。
これはあり得ますね!!ただ、調べても決定的な事実はまだ見つかっていませんが…。
さて、ミノルタフレックスのピントフードに記された「TSM」のマークですが、途中から「TIYOKO」の文字が入ったマークに変更されます。
そして、この「TIYOKO」マークも、ミノルタオートコードでは「CHIYOKO」の文字に変更されます。(画像はピントフードに記されたものではありませんが…)
さらには「MINOLTA」と記されたモデルも存在したようです(これもピントフードに記されたものではりませんが…)。社名自体が千代田光学からミノルタに変更されるのは、さらに後の時代なんですけどね。
そして、変更のタイミングがいつなのか?を調べようとするうえで、話をややこしくしてくれるのがピントフードにマークが付いていないモデルもあったりする点です。
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