我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2024年8月12日 (月)

「あとは…」

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「あとは撮るだけ」というフレーズ、我楽多屋界隈ではずいぶんと前から使われています。最初に言われたのは、田中長徳先生だと思います。

我楽多屋のお客さんは、カメラ・写真趣味という広い枠の中で言うと「カメラ好き」の方に傾向している人の率が高いのです。そういう向きの趣味人に対して、長徳先生が皮肉を込めて?いや、おちゃらけて?いや、啓蒙的に?言われたのだと思います。写真も撮りなさいよぉ〜と。

もう20年来のご常連Hさんが一昨日ご来店されて、色々とお話させていただいる時のこと。

Hさんは日頃から自戒の念を込めて?「あとは撮るだけ」とよく言われています。その流れで私は「あとは撮り切るだけ」だなぁと言いました。

白状しますと、画像のライカM6には3月に入れたフィルムが撮影途中のままなのです。

でも、似たような人も多いはずですよ。家にあるカメラ何台にも撮影途中のフィルムが入ったまま…😅なんて話をよく聞きますから。名誉のために?に言っておくと、私はこのM6の1台だけですけど。

なので、私も含めそういう向きの人には「あとは撮り切るだけ」を推奨しないと〜みたいなことをHさんに言うと、Hさんは撮り切ってカメラから出した未現像のフィルムが数本ある〜というのです。パトローネには取り出した年月日を書いてあるそう。Hさんには「あとは現像するだけ」の工程まで行ってるフィルムがあるのか!

私の場合、撮り切ったフィルムはすぐに現像したくなる向きなので「あとは現像するだけ」はちょっと上を行かれたような感じ(笑)。

しかしまぁ~いろいろなタイプがいるのだなぁ〜と思いながらも、「カメラ好き」じゃなくて、「写真を撮る」とか「作品作成」に傾向している人たちには怒られてしまいそうな話なのでした。