サラリーマンでも一品から
みんな大好きヨドバシカメラさんの古い雑誌広告を発見しました。アサヒカメラの1970年12月に掲載されていた1/2ページ広告。
若い人はご存知ないかもしれませんが、ヨドバシさんはもともと問屋でした。問屋とは「生産者から商品を買い入れて小売商におろす業。卸売業」のこと。
この広告の少し前あたりから小売りにも力を入れ始められたようで、それが分かるちょっと印象的なフレーズが広告内にあります。「プロからアマチュア、サラリーマンでも一品から気軽に買うことが
出来る話題の現金問屋です」と。
この頃の店舗は、細い道に面したカウンターだけのような店舗で、カウンターの後方や2階に品物が保管されていて、カウンターで注文すると品物が出て来る~という形態だったそうです。
「現金特価相場表有り」と書かれていますよね、これは以前話題にしたことのあるこれのことです→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2012/03/yodobashi.html
最後に一つだけちょっと疑問が...。株式会社ヨドバシカメラと広告に書かれていますが、ヨドバシさんの歴史を確認すると~株式会社ヨドバシカメラに商号変更されたのは1974年9月となっているのです。でも、この広告は前述のとおり1970年月号のアサヒカメラに掲載されたものなんですよね。
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