ヨドバシさんの黄色い価格表
そういう私もオンタイムでは知りません。聞かされて後から知ったことです。
今、50代半ば以上の人なら、見たことあったり利用したことがある世代になるはずです。
1960年創業のヨドバシカメラさん(旧:藤沢写真商会→淀橋写真商会)は現金問屋としてスタートしており、当時、黄色い紙に現金正価・卸値・特価などがズラリと記された独自の価格表を用意して営業していました。
その頃から小売りもしていましたが、当初はあくまでも業販がメインだったようです。70年代に入って本格的に小売りを始めた後も、この黄色い価格表は継続されていたそうです。
かつて、この黄色い価格表を見て購入を検討した人たちには、とても思い出深いものだそうです。
この価格表について、ある人は「穴が開くほど見た~」と言い、またある人は「高級機に憧れながらも買えたのは普及版がやっとで~」と回想され、またある人は「この価格表とともに、当時のヨドバシさんのカウンターだけの店舗を思い出す」などと、様々な記憶が甦ってくるようですよ。
ちなみに、この画像の価格表は68年5月上旬のものです。