ワゴーフレックスの標語
他のカメラの調べ事をしている時に気付いたことなんですが~。
ワルツ商会から「ワゴーフレックス」が発売された当初の広告がこちらで、「標語懸賞募集」と書かれて「ワゴーフレックスの発売を記念し、その優れた性能をうたい込み百万カメラマンに深く印象付ける簡潔にして強い語調の宣伝用標語を懸賞募集いたします」とあります。
で、募集の結果どんな標語が選ばれたのか?興味が湧きますよね。
と言っても、この資料にすべての広告が載っている訳ではないので…結果が分かる広告が載っているといいなぁ~と思って探しましたが、明らかに「募集の結果」として分かる内容の広告はありませんした。
ただ、1~2年後のワルツ商会の広告にワゴーフレックスが載っていて、そこには「ローライコード型高級二眼レフ」と書かれています。まさか、これが募集の結果ではないと思いますが、無理矢理にそう思うとある意味的確で簡潔な標語だなぁ~と納得してしまうので可笑しくなってしまいました。
*今回資料としたのは「昭和10~40年広告にみる国産カメラの歴史」(朝日新聞社)です。
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