ACTINA 53
ACTINA(アクチナ)モノが出て来ると話題にするようにしています。
ACTINAとはライカの輸入代理店だったシュミット商会が販売していた、ライカの純正品ではないライカ用アクセサリーに付けられていたブランド(商品?)名です。
ライカ純正アクセサリーが日本国内では品薄なうえに高価だったために、シュミットが代用品として製造販売した~そんな背景があったものと思われます。
今回はフラッシュガン。以前にも扇状に開くタイプのフラッシュガンを紹介したことがありますが、今回は固定形状のお皿型のフラッシュガンです。
本体には「ACTINA 53」と刻印されていますが、「53」って何だろう??
そして、赤い元箱には「Made by ACTINA Works,TOKYO」と記されています。
本体の底面はアクセサリーシューに乗せられるような形状になっています。また、本体内部には単三電池が4本入る空間や接点があるのですが、+-の指示表示もないうえに実際どうなのか分からないので試していません。
ところで、シュミット商会は1896年にドイツ人のシュミットさんが興した商社。最初にライカを輸入したのは1925年に3台、翌年に50台なんだそう。とても歴史の古い商社です。いつから正規代理店となったのかは不明ですが、ライカの輸入を会社を畳む1974年まで継続していました。
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