我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2021年10月22日 (金)

未開封・未使用ほど怖いものは無い!?

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カメラに限らず中古屋さんの店頭で「未使用」とか「未開封」などという文字を見かけることがあると思いますが、この「未開封」ほど怖いものはありません…。

品物によりますが、店側は「未開封」のプレミア感を損ないたくないために!?内容物の確認をシッカリしていない場合もあったりします。そりゃそうです…「未開封」じゃなくなっちゃうんですから。

そして、次の段階。店にやって来た時は「未開封」でも、店に並べる前に内容物を確認したので「未開封」ではなくて「未使用」とする店もあるでしょう。これは良心的な表記と言えます。

カメラやレンズの機械ものは値付けをする以上、動作確認などするのが普通ですし、それだけなら実用したことには当たらないので「未使用」を謳っても問題はないかと思います。

ただ、カメラやレンズではなくてフードやフィルターなどのアクセサリー類の場合は、簡単な目視で済ませてしまう場合も多く、そうすると以下のようなパターンが起こりかねません。

上の画像が今回問題のブツなんですが、綺麗な元箱で、元箱の中ではそれこそ未開封だったと思われるような状態でシワの無いビニール袋に包まれていました。何となく嫌な予感がしたので袋から出して、畳まれたラバーフードを伸ばそうとしたところ…とても力を必要としました。バカッと伸びた瞬間に金属のリング部が外れてしまいました。多分、長期間の未使用保存でラバーが硬化したうえに、リングとラバーの接着剤が劣化してしまったんでしょう。

これに気付かず「未開封」とか「未使用」って書いて、それなりの値付けをしてしまったらマズいですよね…。

ただし、劣化や不具合ありも含めた未開封・未使用状態を優先した、ダメモト価格が始めから付けている場合もあり得ます。

 

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