黒く小さな虫
少し前のこと、買取りで持ち込まれたカメラの中の一台。
お客さんから「それはジャンクです」と申し出がありましたが、念のため状態のチェックをしようと思って背蓋を開けた瞬間に、フィルム室内で黒く小さな虫がチョロチョロと動いたので、すぐに背蓋を閉めました。
買取り自体は、お客さんのご希望より高く値付け出来たので問題なく成立。
虫を閉じ込めたカメラは、まさかシャッター幕を越えてレンズマウント側から出て来ることは無いだろうけども、お客さんが持参された時にそのカメラを入れていたビニール袋に戻して封をしました。
翌日、落ち着いた時にそのビニール袋の開封を試みました。背蓋を開けた途端に黒い虫が逃げ出しても嫌なので、気を遣いながらビニール袋の中で背蓋を開けましたが出て来る様子なし。「あれ?」と思いながら2~3度振ると、ビニール袋の中に虫が落ちました。
恐ろしく生命力が強いと言われている…あの虫なのに、可哀そうに!?既にお亡くなりになられていました。少し薄っぺらく感じられたので、私が背蓋を閉めた時に押さえつけちゃったのかもしれません。
ちなみに、上の画像はイメージ画像です。ここに写っているカメラの中にも、我楽多屋の現在庫の中にも今日話題にしたカメラは既にありません。
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