フィルターになんか付いてますけど
CROMOFILTER(クロモフィルター)はフランス製のレンズフィルターです。
デジタルカメラの時代になって、レンズフィルターは保護用フィルターかPLフィルター・NDフィルターくらいしか見たことないって世代もいるかもしれませんね。
フィルム時代は色味を調整するフィルターや描写をソフトにするフィルター、光源に線状効果を出すフィルターなどなど、いろいろな特殊効果を生むフィルターがありました。
その中のひとつに今日の画像のようなものもありました。
ガラス面自体は、ほぼ半分に色が付いているハーフ系のフィルターです。そして、このフィルターの特徴はガラス面の端っこに小さなツマミ状の棒があって、ここを持ってガラス面を回転させることが出来るようになっていること。
レンズに付けた状態で半分の色付き部分を回転させられるので、構図に合わせて位置決めを出来る便利品というわけです。いや、構図に合わせてってのもアリでしょうが、フィルターを最後までネジ込んで止まる位置ってのはレンズによって違うので、レンズによって半分の色付き部分を調整出来るってことの方がメインでしょう。
また、初めて見る人はガラス面にこんなツマミがあって写り込まないのか!?ってことが心配でしょうね。でも、レンズの前側直近って案外と大丈夫。ちょっとゴミが付いていたって問題ありませんので。
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