結局かなりなジャンク
中古ですから、いろんな状態の品物があって当然と言えます。なので、我楽多屋でもおおよその動作チェックなどして、その結果に応じて値付けをするわけです。
そして、気になる状態などを値札に小さく注意書きとして書くようにしています。
このコニカの一眼レフ「FP」の状態には呆れてしまいました。
シャッタースピードを「B」から「1秒」「1/30秒」「1/125秒」「1/100秒」と、大まかに段階的に1回ずつ切っていくと、まずまず動いているのです。
レンズのクモリやカビをチェックして、絞りを動かしてみてOK。
次にボディに付けてオート絞りが利くかのチェック。1回目、絞りを「16」にしてスローシャッターを切ったら絞られないので、もう1回切ったら~今度はスローシャッターが利かずにサクッと高速で切れてしまいました。
その後、シャッターを何度か切ってみましたがやはりスローが利かない。でも、以後オート絞りは利いてます。絞りの方は最初だけ何かちょっとスムーズにいかなかったのでしょうね。
ボディはダメなのだ…と思いながらも、しばらくしてから再度切ってみたらスローシャッター切れるんですよ。で、以前にあった変な例を思い出し、カメラの向きによって調子が変わるのかな?と思って、カメラを上に向けたり・逆さまにしたりしてみると、たしかに、普通に前を向けた時よりスローが利きます。
でも、もっと決定的な事実が判明しました!ちょっと時間を置くと1回目はスローシャッターが切れるのです。で、前を向けた状態だと2回目はもうサクッと高速で切れてしまうのだけど、カメラを上に向けたり・逆さまだと、何回かはスローが切れるのです。
というわけで~かなり詳細にその状態は判明したのですが、値札に書き込むには長文になり過ぎるし、どのみち正常な使い方は厳しいわけで、、、完全な不調品扱いになってしまいます。
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