Pocket Camera
Pocket Camera(ポケットカメラ)と言っても、110フィルムを使うカメラのことではありません。
任天堂のゲームボーイ用のデジタルカメラが付いているソフトのことです。
と、偉そうに説明していますが、先日お客さんに見せてもらうまで知りませんでした。
1998年に発売されたものらしいので、一般向けデジタルカメラの先駆けと言われるカシオQV-10(1995年)の登場から僅か数年で、子供向けのゲーム機にこんな魅力的なものがあったことに驚きです。
画像はモノクロで解像度もかなり荒いのですが、ゲーム機の十字キーを使ってフリーハンドでの書き込みが出来たり、内蔵のスタンプやフレームを画像に合成出来たりもするそうです。そして、目玉のようなカメラ部分が自撮り用に180°回転させることも可能です(上の画像はその状態です)。
ただ、内蔵メモリーからデータを取り出す方法がないので、当時一緒に販売されていた感熱紙を利用する専用プリンターでプリントアウトするしか方法がないそうです。
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