ペトリ品質!?
もう、ご存知ない若い人も多いことでしょう。ペトリはかつて日本にあったカメラメーカーです。
当初は栗林写真機製作所といい、1917年からカメラを造っていた国内で歴史あるメーカーです。高度成長期に大手メーカーの台頭や内部で労働争議なども起こり、1977年に倒産しました。
ペトリのカメラの中には独創的なデザインの魅力あるモデルもあって、私二代目もペトリ好きの一人です。
ただ、「ニコンのカメラと機能は一緒で価格は半値」なんてイメージ戦略が、安かろう悪かろう的に裏目に出てしまったり、実際、ロットごとに意匠が違うのでは?みたいな部分もあったりして、所々であれ~?と思う部分があるのも事実です。
今、我楽多屋のジャンクコーナーに並んでいるペトリの一眼レフ2台、「FT」と「V6」。出所は別々なんですが、巻上げレバーが同じようにみすぼらしく劣化しています(上の画像参照)。
まぁ普通、巻上げレバーがこんな風に劣化しているのって、他のメーカー製ではあんまり見掛けることありません。でも、この2台、確かに劣化しています。
これもペトリ品質なのかぁ~~!?
なんて、こんな話題を提供してくれるあたりもペトリファン的には、可愛げあって心惹かれるのですけどね。
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