チタンカラー!?
1980年代初期から半ばにかけて登場したオリンパスOM-4TiとニコンF3/Tは、ともにチタン外装を謳うカメラでした。
どちらも、発売当時はシャンパンホワイト的ないわゆるチタンカラー塗装で発売されますが、途中でブラック塗装が出てきます。
この現象、面白いなぁ~と思うんですよね。推測してみるに~販売的な理由からなのか!?チタン外装を印象付けるために最初はチタンカラーで登場する。しかし、プロ機材のイメージはやっぱりブラック外装でしょ!!ってことで、結局はブラック塗装がメインになってしまうんですよね。実際、どちらの機種も実際にプロユースのあるフラッグシップ機なわけだし。
そして、それから10年後くらい。AF一眼がメインの時代になって、プラスティックボディが主流になると、ある頃から普及機にはブラック外装とともに、チタンカラーっぽい外装色やシルバー系の外装色をラインナップする機種も出てくるのです。
多分その狙いは、ツルツルのブラックなプラボディより、高級感があるように見えるから~だったと思うんですよね。
で、今日の画像は前者の「オリンパスOM-4Ti」と、後者の「キヤノンEOS55」。並べてみたらボディの形状は全然違うのに、イメージがとても似ているのがちょっと滑稽に思えるくらいでした。
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